ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

行きすぎた指導 ・・・ ? ホント?! 

2007年10月05日 22時11分41秒 | Weblog
 相撲協会が揺れています。
 確かに傷害致死ともなれば、人が死んでるわけで犯罪として立件されるのも仕方がないと思います。

 でも、相撲協会の会長だったのか、「行きすぎた指導」なる言葉を使っていましたが、見ていて学校での体罰事件での管理職のコメントに重なって見えてきました。

 体罰はよくない・・・それが相手の人体に傷なりを負わせるものであれば、子どもはもちろんですが、おとなであっても許されないということは、みんな知っています。これは家族内であれば「虐待」「DV」と言われます。それはそれで正当なんでしょうが、私はこの流れに疑問を最近感じています。

 「行きすぎた指導」を受ける相手の側の問題として、「行きすぎた態度」をとる人間が最近急増しています。何度注意をしてもいいかげんな態度を改めようとしない若者、自分の正当性だけを主張して相手のあげ足ばかりとるPTA会員、そんな風潮が世の中に蔓延してはいないでしょうか・・・・・いますよね。

 そういった人間が是とされて、まじめにこつこつやっている人間が非とされるモラルハザードという社会の仕組みの中で、従来のように「行きすぎた指導」「体罰はよくない」などといっても空しさが漂うだけです。
 私自身、こんなことで嫌気がさすような場面に何度も出会っていますが、下手に「人権、人権」と叫ぶことより「秩序、秩序」と言いたくなるのです。私は体罰肯定・復古主義ではありません。かと言って、人権至上主義者でもありません。

 「ウソも方便」という言葉があります。ウソがよくないということはみんな知っています。だけど、ウソが必要とされる場面もあるわけです。ウソは法律的に言えば詐欺罪でしょうか。体罰についても然りだと思うのです。

 なんだか世の中おかしいよ、と言いたいのです。
コメント
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