ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

囲い込みの結果・・・・・

2006年05月19日 23時38分17秒 | Weblog
秋田県藤里小学校での事件がセンセーショナルに扱われている。ショッキングな事件だ。私自身、小学生の子どもの保護者の一人として、わが子の安全について考えた。
今回の件でおそらくほとんど全ての教育委員会は学校に対して、子どもへの指導を徹底するよう通知・指示を出したはずである。
子どもの安全を守ることはおとなの責務ではあるけれど、ただ、最近、気になることがある。
ある小学校では登校も下校も保護者などが学校まで送迎をしている。結果、学校から400~500m離れた自宅まで自分一人では帰ることのできない子どもが現れ始めた。
小規模校では、登下校だけでなく、しつけ・学力などすぐに地域の話題になる。みんなが声をかける。それが悪いとは言わない。しかし、結果として、自分一人で帰宅できない子ども、自分の言い分だけを通そうとする子どもをつくることになっているとしたら、本当にこれでいいのかなと思う。
子どもに失敗させること、放置すること、けがをさせることなど、あえて言葉にすると何事かと怒られそうだが、こんな経験をしながら、みんな自立の力をつけてきたのではないか。有能なビジネスマンをどう作るか指南をした本でも似たようなことが書かれている。
もちろん、子どもとおとなを一緒にすることはできないが、どうも最近の流れに違和感を感じてしまうのである。
みなさんは、どう思う?

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