まえがき・・・「恋愛前提」なのは若干気になるけど、多少なりともイラつき解消になればいい。
女性が素敵な恋愛をしたり、いい結婚生活をおくるためには、まず、自分自身の特性を知ることが重要です。互いに女性の特性、男性の特性を知れば、尊敬し合ったり、尊重し合ったり、協力し合ったりすることができるようになります。これが現実が変わるという効果です。
もし本書を男性が読めば、「なるほど、女性はそういう思考をしているからそういう発言をするのか」と理解できるので、男性の女性に対するイライラは半減することでしょう。そうしたイライラが減っただけで、ずいぶんと夫婦仲はよくなるものです。これも現実が変わるということです。
序章 セクハラを嫌がるのは女性だけこんなこともわからないから歪んだ△社会なんだお!
なぜカラオケでさわってはいけないのか?
混同してはいけないのは、社会的に男女が不平等に扱われることと、男女の性差を認識することです。両者はまったく違う次元の話です。男女の違いというのは、厳然たる事実であって、それを認めようが、否定しようが、あるものはあるし、ないものはないのです。
悦びを得ると人の心は安定する男は洋服にこだわらないならお下がりで困らないワケだね。
「美しい=愛される=悦びが得られる=安心する=心が安定する」という心の法則を女性は経験的に学びとっているのです。物心ついた頃にはすでに愛されるために美しくなろうとするのです。実際、女の子は三歳の頃すでにファッションに興味をいだきます。洋服の色や形にこだわります。これじゃなきゃイヤと、激しく自分の好みを通そうとする女の子も珍しくありません。しかし、男の子の場合は、キャラクターグッズでもない限り、泣いて自分の好みの洋服を欲しがることはほとんどありません。三歳の頃の男の子には、自分をきれいに見せようという衝動はほとんどないからです。
つまり男女両方の子供が欲しいなら「一姫ニ太郎」が家計にやさしいんだよ!
幼児に限らず、女性は、愛されることを最重要と位置づけているからこそ靴や洋服にこだわるのです。そして化粧品にも莫大な投資をするのです。こうしたものに女性が使うお金の額を男性が知ったら、腰を抜かすほどビックリすることでしょう。男性がクルマを買うのに使う額ほど使っているからです。夫「こんなにたくさん服なんか買ってどうする!」
妻「何よ!人の気も知らないで!」
夫「オレは服じゃなくてお前に惚れてんだよ!」
あまーい!・・・
「萌えがイマイチ」
「駄作だぜ」
さて、「愛されること」を重要視する女性に対して男性は・・・?
要するに、男性は、女性に愛されただけでは心が安定しないのです。社会の中での自分の位置づけがしっかりしているというもう一つの要因がないと、心が安定しないのです。下っ端として位置づけが安定しているから気にならないのかもしれない。
それゆえ、男性にとって、会社での「課長」や「部長」という肩書きは、お金を払ってでもほしいものなのです。そういう男性の不安や心情を女性はなかなか理解しませんが、女性が化粧品に多額の投資をするのと同じ原理です。
それだけ、男女は、「うれしい」と感じるネタが違うのです。
責任だけで権限が無い「長」を見ているせいもあるかナ。
誰がための「肩書き」なのか・・・中間管理職は気の毒なんやで。
何を不快と感じるかにも男女差があるここで「序章」の章題、セクハラ問題につながる。
さわりたい男に、さわってもらいたい女でこの世は成り立っているのですが、男性は若くてきれいな女性なら誰にでもさわりたいという願望があるのに対し、女性は自分が気に入ったごくごく少数(たいてい一人)の男性にしかさわられたいと思わないのです。このギャップがセクハラ問題をおこすのです。※ただしイケメンに限る
では、男性は、女性がさわってほしくない男性からさわられて不快に感じていることがわかっているのでしょうか。そう、今やセクハラ問題を知らない男はいないはずなのデス・・・
答は、「わかっていない」です。
理性ではわかっていても、感覚的にはわかっていないのです。
にも関わらず、セクハラ問題が跡を絶たない理由とは?
女性の場合は、もしイヤな男性にさわられたら、まるでゴキブリかヘビにでもさわられたようなおぞましさ、身の危険を感じますが、男性は、せいぜいハエが自分の手にとまった程度の不快感しかないのです。だから、セクハラ防止を訴えても、なかなか男性は理解してくれないのです。理性では、不快なんだおるな、とはわかっても、女性の切実さはわからないのです。人は誰でも、自分が経験したことしか理解できないものだからです。そういう意味では仕方ないことです。「虫ケラの感触などいちいち覚えちゃいない!!」
「お前は今まで触れた蚊の数を覚えているのか?」でも可。
確かに「馴れ馴れしいなこいつ」程度だわ。思い出すことなんて無い。
この辺は、服のゴミも「自分で取ってつかーさい」だから問題無い・・・はず。
第一章 感情を正確に記憶する女性たち『事実をいい加減に記憶していたのでは、会社をクビになってしまうおそれがある』
男性の場合は事実を記憶する
要するに、男性にとって、事実をいい加減に記憶していたのでは、会社をクビになってしまうおそれがあるのです。社会的信用を失うのです。社会とのつながりをもって自分の精神を安定させている男性にとっては、社会の組織(会社などの職場)から放り出されることは深刻な問題なのです。
「女だから」に「寄りかかっている馬鹿女」が仕事をすると、真剣に仕事に取り組んでいる女性が1番迷惑を被るわけですネ。
「女性も社会進出できるようにするべき」という主張が、いつの間にか「女性も社会進出しなければならない」になったがために、歪んだ△になっている気がする。
目的があると、女性はよく覚える職場に何しに来てんだksgって話なんスわー。
さて男性にとって、脅威に感じる女性の特性の一つに、観察力の細かさと、ものごとをよく覚えている、ということがあります。第一章で、女性は事実をあまり記憶しないと述べましたが、しかし、女性は目的があると、よく観察し、よく記憶します。それ以外のことについては記憶しようともしないのに、目的があると男性以上に記憶するのです。
ただ「8時間いればいいよネー」なんて意識なら帰れ!
・・・ということを、偉い人がバシッと決めてくれりゃあな。
「効率は上げろ」
「だが意識改革はせん」
むーりーだっむーりーだっ無理だ無理だ無理無r
第二章 自分の感情に自信を持っている女性「ヒヤリハット」なんて話は右から左なんだろう。
感情が動かないとものを考えようとしない女性
女性は、自分自身に支障ない限り(=事故が発生して困ったという感情が発生しない限り)、つまり、自分が目的地に無事に到達できている限り、自分の運転を反省することはありません。「困った」とか「危ない」というように、自分の感情が動かないと、自分の運転を反省しないのです。
29の事例ですら軽く考えてるからな。
もう「1」が発生していても驚かないよオレは\(^o^)/
第三章 泣くから悲しいのか、悲しいから泣くのかでも声がでかいのは攻撃的で『人を愛してきた』とはいいがt
恐るべし女性の思考
女性が「それは重要な気がする」と言うことの中に、本当に重要な項目が含まれていることが多いからです。女性の中には、個人的な事情だけで重要だと主張してしまう人もいますが、愛情豊かな世界で生きてきた女性(=人を愛してきた女性)が「重要だ」と言うことには相当の深い意味が込められていると言っていいでしょう。天才的と言っていいほどの蘊蓄があると思って差し支えありません。こうした女性の能力をもっと男性は尊重すべきです。人を愛してきた女性の言葉に、世の政治家たちはもっと耳を傾けるべきでしょう。
第五章 女性のカンを妨害するもの その②一回やらかすと、持ち直しても自滅する率が高いということか・・・
女性はお見合いをすると疲れる
女性は感情を記憶するのが得意、ということは、換言すると、女性は過去を引きずりやすい、ということです。女性は、環境への適応力も高く、変わり身も早いのですが、しっかりと過去を引きずるのです。たとえば、過去、出会い系サイトなおで悪い男とセックスをしていると、たとえいい男をつかまえて結婚しても、過去が襲ってきて苦しむことになります。つまり、日常の端々に不信や怒りが顔を出して、必要以上にケンカなどのトラブルが発生して、結婚生活がギクシャクしてくることがあるのです。
ゴルゴ13でそういう話あったなぁ。「夜から逃げられなかった」云々。
男女の思考の違いについて(基本的に)「そういうもんだ」という諦めを知る本。
逆を理解して消化できるのは、著者が何度も述べる通り確かに「天才」だわ・・・
凡人が正三角形を描くのは無理無駄無謀と思える。
「天才用の可能性を残すだけ」にした方がよっぽど健全じゃないのか、男女共同△社会。
面白い本だけど、拙著推しがちょっとばかりしつこいのが欠点かナ。