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【TOPIC】
アリストテレス・著『Ta topika』(和訳・平凡な事について)が語源だそうです

魔法少女まどか☆マギカ 新編

2013年12月06日 21時28分34秒 | アニメ・コミック・ゲーム

ちょっと遅くなりましたが、映画版の感想を少し。
ネタバレ有りなので、未見の方はこの先は読まない方が良いと思います。
ぜひ、フラットな状態で見て下さい。
とは言え、もちろんTV版か、もしくは映画版第一作、第二作を見てからじゃないと意味不明ですけど(笑)

さて。
前半は死んだはずのマミさん達を含めた魔法少女が、まるでプリキュアやセーラームーンのように変身したり、名乗ったり、戦いも何んだか陽気だったり、完全に別世界のお話が展開します。
「どうせ絶望的な展開に急転直下なんやろ? 今度は騙されないぞ、絶対にだ!」
と思いつつ見てました。

そして、予想通り、戦いはあるものの何んだかユルい世界観に疑問を持つほむらちゃん。
TV版でマミさんを喰った魔女が、この世界ではペットのようにマミさんに寄り添っているのに気付き、攻撃を試みますが、記憶を捏造されたマミさんと戦う羽目になってしまいます。
「やっぱり、平和なままじゃ終わらんよな」

このほむらちゃんとマミさんのまるで【ガンカタ】のような戦い、めちゃめちゃカッコ良いです!
正直、これだけでも劇場に見に行った甲斐があったと思うほどに素晴らしいシーンでした。

TV版の時も薄っすら感じてたんですが、『魔法少女まどか☆マギカ』ってタイトルなのに、ほむらちゃんが主人公にしか思えないんですよね。
今回の映画版では、さらにその傾向が強くなってるような・・・、これってBOSSだけ?

2人の戦いの後、プリキュアライクな世界観はやはりキュウべぇの策略で、ほむらちゃんが実験材料として捉えられている事が発覚。
ここからほむらちゃん救出作戦が始まりますが、この続きはぜひご自分の目でお確かめ下さい・・・、と浜村淳さん風に(笑)

全体的な感想としては、TV版できれいに終わってたのでどうするんだろうか?と思ってましたが、ある意味思い切った展開であり、ストレートっちゃあストレートな展開だと感じました。
「あ、そう来たか。賛否両論になる理由も頷けるな」と。
「その展開にするなら、TV版のラストで終わっとけば良かったのに・・・」と思われる方もいるでしょう。
BOSS的には、そこまでやるなら、さらに続きも作って頂きたいと思うラストでした。
一緒に見に行った鉄腕少年さんに、エンディングが終わって会場が明るくなった瞬間、「まだ続き作るの?」と聞いてしまったほど、もう一盛り上がりを予感させる終わり方でした。
もちろん、「あの余韻を残した感じが良いねん」と感じる方もおられると思います。
そして、「どうした、キュウべぇ!? 諦めるなんて、らしくないぞ!」と残念がってる人も多いかも?(笑)