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アリストテレス・著『Ta topika』(和訳・平凡な事について)が語源だそうです

ウィンブルドン 2013

2013年07月09日 17時10分24秒 | スポーツ

アンディ・マレー初優勝!!

1936年のフレッド・ペリー選手以来、英国人選手として77年ぶりのウィンブルドン制覇。
当然、去年は「76年ぶりの優勝なるか?」 一昨年は「75年ぶりの・・・」とひたすらプレッシャーを掛けられてきたマレー選手。
かつてヘンマン・ヒルと呼ばれたアオランギ・テラスは、いつの頃からかマレーマウントと名を変え、大応援団が巨大スクリーンに釘付けになる中、遂に英国人の悲願を成し遂げました。

イワン・レンドル氏をコーチに迎えてからのマレー選手の成長は著しい限りです。
ロンドンオリンピックで金メダル(こちらは何んと104年ぶり!の英国人優勝)を獲得し、直後の全米オープン初制覇、そしてウィンブルドン。
まさに破竹の勢いです。

今大会はロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル両選手が早々に敗退し、チャンスと言えばチャンス。
しかし、決勝の相手はユニクロのCMでおなじみの第1シード、世界ランキング1位、ノヴァク・ジョコビッチ選手。
当然、一筋縄ではいかない相手です。
6‐4、7‐5、6‐4と結果だけ見ればストレート勝ちなんですが、実際は紙一重、トータル3時間を越えるタフな試合。
最後のゲームを逃してたら、結果はひっくり返ってたかもしれないと思わせるほど、ジョコビッチ選手の粘り、コートカバー能力に苦しめられた戦いでした。
最後まで集中力を欠かず、攻めに徹したマレー選手の精神力は素晴らしい。
想像もつかないほどのプレッシャーをはねのけたマレー選手、今後もどんどん強くなっていくと思います。

経済用語で、外国企業に国内企業が圧されて淘汰される事を表す【ウィンブルドン現象】
この言葉も今年で幕を閉じる事になるのでしょうか?
ひょっとすると、日本人横綱が現れない状況から【スモー現象】なんて言葉に変わっちゃうかもしれませんね(笑)

さて、女子の方では、優勝したマリオン・ヴァルトリ選手よりも、準優勝のザビーネ・リシツキ選手の活躍が目立った大会でした(BOSS的に)
去年のマリア・シャラポア選手撃破に続き、今年はセリーナ・ウィリアムス選手を撃破!と芝で強さを発揮する選手です。
エースを狙えるサービスも持ってるし、セリーナやシャラポアにもパワー負けしない為、相手が「力で捻じ伏せてやろう」と意地になってアンフォースドエラーが増えるのも、金星獲得の一つの要因かもしれません。
セリーナに勝利した勢いそのままに優勝するかも?と期待してたんですが、ヴァルトリの冷静沈着なプレーの前に惜しくも敗退。
少し粗があるので、その辺の精神面を上手くコントロール出来るようになれば、もっと上のランクを狙える選手だと思います。
勢い付いた時の彼女はホントに強いです。

去年までは夜更かししても「昼まで寝りゃ良いや」で済んでたんですが、今年から朝は娘の相手をしなければいけないので流石に全放送は見れませんでした。
しかし、日本人勢でも錦織圭選手、クルム伊達公子選手が共に3回戦まで駒を進め、見応えのある試合を見せてくれました。
特に伊達選手は同年代であの動きが出来るのは驚異的ですね。
錦織選手も世界ランキングTOP10に手が届きそうだし、来年のウィンブルドンが待ち遠しい。

・・・まぁ、気が早過ぎなんでしょうが、実はそうでもないんです。
試合直後のインタビューで「今、何がしたいですか?」と質問されたマレー選手は「疲れたけど、とにかくテニスがしたい」と答えたそうです。
やっぱ、テッペン獲れる人間は違うわ。


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