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アリストテレス・著『Ta topika』(和訳・平凡な事について)が語源だそうです

ウルトラマン 第7話

2013年06月11日 18時56分25秒 | ウルトラマン

【バラージの青い石】

海外ロケってわけじゃないでしょうから、バラージの街のオープンセット(スタジオではないと思うんですが)が激ヤバ、アントラーがブチ壊すミニチュアの作り込みも激ヤバ。
世界観の構築がハンパ無く、言葉が通じないってのもそれに拍車をかけます。
子供番組にありがちな「何んで皆して日本語喋れんの?」って事も無く、巫女的な存在であるチャータムのみがテレパシーで言葉を解するって説明に説得力があります。
バラージに向かう際のビートルの飛行シーンで円谷プロにしては残念な仕上がりのカットがありましたが(50年近く前の作品だと言う事を忘れてハードル上がりきってます)、30分のTVシリーズのクオリティを振り切って、会社も傾く勢いです(笑)
ウルトラマン、もしくはウルトラ一族の誰かと地球人とのファースト(?)コンタクトのお話なので気合も入りまくったって事でしょうね。

ウルトラマンノア(で合ってますか?)の石像にはカラータイマーがありませんが、成田さんの設定画にはカラータイマーは無かったって事でしょうか?
バラージの青い石がカラータイマーと考える事も出来ますね。
地球に滞在し続ける事の出来なかったノアがバラージに残した守護石。
(最後は必ずスペシウム光線!ってわけじゃないんですね)
ラストのハヤタの表情が、ノアの意思を受け継ぐ決意とも見えるし、かつて共に暮らしたバラージの民を思い出しているようにも見えるのは円谷作品らしい想像力を掻き立てる引きですね。


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2 コメント

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ついにきたなバラージの青い石、初期の中でも傑出... (リーダー)
2013-06-11 21:24:08
ついにきたなバラージの青い石、初期の中でも傑出したエピソードです。セットは東宝映画(奇岩城の冒険)のセットをお借りして撮影しただけあって大迫力。アントラーも大変人気の高い怪獣でフアンの評価も高い一品です。なかでも最初に地球にやってきたであろう(ウルトラマンノア)は平成になってからわざわざデザインされ、ネクサスやベリアル銀河帝国と番組の枠を超えたびたび登場、ゼロに(バラージの盾)を渡すのにはフアンもニヤリでした。こんなエピソードから新しいヒーローをひねり出す円谷の愛には思わず頭が下がります。
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>リーダー (BOSS from XX)
2013-06-12 12:19:21
>リーダー
あのセットは東宝さんに借りたのか、なるほど。
どう考えてもTVの予算じゃ作れそうにないとは思ってたんですが、納得です。
ウルトラマンノアのデザインはホビー雑誌で見てたりしてたんですが、やっぱりウルトラマンとは別人なんですね。
にしても、ネクサスまでは遠いなぁ・・・。
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