清水入緑地では初めて見ることができた「ギンリョウソウ(銀竜草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属の多年性菌従属栄養植物で、この界隈では小山内裏公園や長池公園で見ている。ところが今年は小山内裏公園では出現せず、長池公園で先日見つけた株は既に姿が消えてしまった。ここには数十本の株が出ていて、これなら久しぶりに果実を観察できるかも知れない。
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)クガイソウ属の「クガイソウ(九蓋草)」。山地の日当たりの良い場所に生育する。輪生した葉が段々に付くことから“九階草”と呼ばれていたものが“蓋”の字に変わっていった。花茎は立ち上がるが、写真のものはつる性植物に絡まれて倒れてしまった。これは東京薬科大学のもの。