元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
シャクチリソバ・7~花

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オオイタビ・3~花嚢

オオイタビは雌雄異株でイチジク属の他種と同様に、花は壷状の隠頭花序の中に咲きイチジクコバチ類によって授粉される。雄株の花嚢に入った雌コバチは卵を産み付け、その中で育ったオスとメスが交尾して翅を持つメスだけが外に出て別の花嚢へ移ることができる。雌株の花嚢に入った雌コバチはそこで死ぬが身体に付いている花粉によって果実が出来るので、雌株の果嚢は食べられる。一方、雄株の花嚢に入った雌コバチはそこで産卵し寄生によって果実のように大きくなるが、こちらは食べられない。雄株の花嚢と雌株の花嚢は外見では区別できないようだ。
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