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アケボノソウ・8~柱頭

 リンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。花冠裂片にある黒い斑点を夜明けの星空に見立てて“曙”の名が付けられているが、『星が黒いのはおかしいじゃないか。』というのはヤボ。今年のノーベル物理学賞は“黒い星”、つまり“ブラックホール”の研究に貢献した英独米の3氏が選ばれた。写真左側の花は雄蕊の葯が残っている雄性期で、雌蕊の柱頭は裂けていない。右側と下の花は花粉を出し終えて柱頭が2裂し始めており、中央の花は雄蕊の葯が無くなり柱頭が雌性期になっている。これは南高尾“三沢峠”付近のもの。
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ヒヨドリジョウゴ・8~平山城址公園

 平山城址公園“ヤマツツジの小径”で見つけた「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」。ナス科ナス属の多年草で夏に直径1センチほどの花を咲かせる。写真は若い果実の様子で晩秋に赤く熟す。バランス良くぶら下がる様子がモビール(mobile)のようで楽しい。
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イヌセンボンタケ・2~高尾山

 高尾山の山道で枯れ木に発生したキノコ。傘の直径は1センチほどで綺麗に並んでいる。これはナヨタケ科ヒトヨタケ属の「イヌセンボンタケ(犬千本茸)」で切り株や倒木に発生する。ここでは40本ほど生えているが、環境によっては名前の通り千本を超えるほどにもなるようだ。
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