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トキホコリ・1~絶滅危惧種

 イラクサ科ウワバミソウ属の「トキホコリ(時繁)」。山地の湿った場所に生育する一年草で草丈は15~20センチ。茎は斜上し葉腋に淡緑色の団子状の花序を付ける。葉は互生し左右非対称のアンバランスさが面白い。変わった名前を付けられているが、“ホコリ”は“埃”や“誇”ではなく“繁”で、『時々、ところどころで繁茂する』という意味のようだ。中部地方以北に分布し環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。これは小山田緑地のもの。
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オオイヌホオズキ・2~果実

 ナス科ナス属の「オオイヌホオズキ(大犬酸漿)」。写真は果実の様子で、数が多くなると、イヌホオズキに比べて更に果柄の基部が離れて付いている。直径は7~8ミリで表面は光沢が無い。オオイヌホオズキの果実の中には果肉の中に長さ2ミリほどの多くの種子と一緒に白色球状の顆粒がある。これはアメリカイヌホオズキにも見られるがイヌホオズキには無い。
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キバナアキギリ・3~白花

 シソ科アキギリ属の「キバナアキギリ(黄花秋桐)」。秋に桐のような唇形花を咲かせるという意味の命名だが、黄色い花の群生の中に白っぽい花を付けた株があった。後方に黄色が見えるがその違いがおわかりだろう。これは桜ヶ丘公園“お花見坂”で見掛けたもの。
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