朝食に目玉焼き丼を食べる。
まあ、目玉焼きを乗せただけなのだけれども。
朝起きてまず頭に思い浮かんだのが、何を食
べようかなということ。
昨日の仕事がきつかったにも係わらず、食べる
ことを考えることが出来るのだから、まだ私は
大丈夫かなと思った。
食べ物の入っている冷蔵庫に、一直線に向かう。
冷蔵庫以外にも食べ物は入っているが、大抵
乾物などの簡単に食べることが出来ない物が
多いので、朝はそちらには向かわない。
冷蔵庫を開けて中身を確認する。
朝から食べるのに向いていると思われるのは、
すぐに火が通る卵くらいだった。
卵を取り出し、コンロの横にいつでも置いてある
小さなフライパンを用意する。目玉焼きを作る
のにちょうどいい大きさのフライパンで、他に
何かに使うにしては小さすぎると思う。
以前ソーセージを野菜と炒めるのに使ったときは、
結構外にこぼれ出て、後片付けが面倒だった
のを思い出す。
マーブルコートかチタンコートか分からないが、
コーティングされたフライパンなので、油は引か
なくても焼くことが出来る。
しかし、午前中のエネルギーを摂る為の朝食
なのだから、油も摂っていいだろう。少し油を
引いて、卵を割入れる。
最初から弱火でゆっくりと焼く。
確か、白身と黄身では凝固する温度が違うから、
半熟の卵が出来るとか聞いたことがある。
白身だけにしっかりと火が通るように、ゆっくりと
焼き上げる。
半熟に仕上がったら、そのままよそっておいた
ご飯の上に乗せる。他のことは特にしない。
味付けも醤油をたらすだけ。
熱々のご飯の上に乗せた目玉焼き、半熟の
黄身をつぶして穴を開け、そこに醤油をたらす。
ああほんと、ご飯の国に生まれてよかったなと
改めて思いました。
ーーーーー