#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

Tom Harrell at the Village Vanguard その1

2007-01-11 | New York
仕事が忙しい状況が続いている…。

NewYorkの写真も神戸・姫路の写真も
まだ未整理のまま、放置されている。

週末にはまた広告撮影が控えているし、
来週末はSKA69のLIVE…と来た。

明日も朝8時から打ち合わせって
これはもうフル回転だ…な。

    ●

Village Vanguardに行ったことを思い出す。

2006年11月29日の20時すぎ。
風邪気味と寝不足とで、ボーッとしていた。
41th St.のあたりを西へ8th.Aveに向かう。
44th St.にあるBIRDLANDへ行くためだ。

BIRDLAND

ライブ開始まではまだ間があった。
受付の美しい女性にインターネットで購入したチケットを見せる。

女性が戸惑いながら、名前をたずねた。
「ごめんなさい…あなたの名前が見あたらないわ…」
  (おそらくそんな英語だ)

今一度、チケットを確認する。
自分の手書き文字で【1129VillageVanguard】と書いてある。
…しばらく理解できないで居た。

「ビレッジバンガード…。ここはバードランド….。なぜ?」

風邪気味と寝不足とで…と自分に言い訳をしてみる。
LIVEスタートは21時。おいおい、あと20分しかないじゃないか!!!
とりあえず受付の女性に「See you Tomorrow!」の捨てゼリフを吐き、
寒気の走る弱った身体を前へ前へ…動かす。

おいおい。

ここからVillage Vanguardまではどれだけあるんだよ。
      心臓がドキドキした。
NYでトンチンカンなことをして、大事なTomのLIVEを見損なおうとしているぞ…。

とりあえず7thAve.まで進み、Subwayの駅で南下する路線に飛び乗った。
(今となっては駅名が思い出せないが…)あらかじめ調べておいた駅で降りる。

時刻は21時10分前。

あと10分でTomのTpが音を奏でてしまう!
焦りで胸がバクバクと激しく暴れた。

「どっちへ行きゃあ、いいんだよ!」

初めて降り立った駅で、
初めて訪れるライブハウスを見つけ出さなきゃならない。
それもあと10分で!

不可能に近い状況だった。

ここはひとつホテルのフロントで尋ねよう。
すぐさま近くのホテルに入り、フロントにVillageの場所をaskした。
    「I don't know」
おおおお!こんな老舗のJazzclubだぜ!
思わずフロントマンを睨み、ホテルを後に。

右も左もわからないNYの7th Aveで、
ボクは、ただただ呆然と立ちつくすのだった。

The Village Vanguard
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする