#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【au】撮影旅行 その2

2008-10-21 | works
10月05日快晴。石垣島。

そもそも
垂見健吾さんとのつながりは
10年前の仙台まで遡る。

ボクが沖縄行きを心で決めたのが
1998年の春。

その年の夏に七ヶ浜国際村
椎名誠さん、中村征夫さん、垂見健吾さんの写真展が開かれる…ということで
当時のクライアントだった西洋土地開発(株)から依頼を受け、取材をしたのが最初だった。

そのころからコーラルウェイで憧れだった
垂見健吾さんを取材するとあって、
ものすごく緊張したことを覚えている。

写真展の主旨や3人の関係など
ざっくばらんにお伺いしながら、
最後に「9月から沖縄へ移住するんです」…と
垂見さんにお伝えしたのだ。

そのとき垂見さんは気持ちよく
「ほほ、じゃあ連絡をちょうだい」
…と名刺を渡してくれた。

その懐の深さに感動して、
それ以来、垂見健吾さんには
お世話になりっぱなし。

 沖縄=垂見健吾

そんなあたたかな気持ちをもって
沖縄という土地をイメージしてきた。

10年間この土地で
いろんな障害を乗り越えて来れたのも
ベースには沖縄のあたたかな土地柄があったから。

 そして、その象徴として
 垂見健吾さんが居たからだ。

そのシメのお仕事を
垂見健吾さんと出来て
とても幸せに思う。

垂見健吾公式web
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【au】撮影旅行 その1

2008-10-21 | works
10月04日快晴。

10月24日からのキャンペーンで
今回はじめて垂見健吾さんと
撮影旅行なるものに同行した。

沖縄の家族や仲間はみなauでつながっている。

そんなコンセプトで
沖縄らしい家族や仲間を撮影する旅。

垂見さんのつながりで
渡嘉敷島の國吉さん家族からはじまって
石垣島の辺銀食堂の面々と。

2日間で9カット。

途中行き当たりばったりのベースボールチームやら
八重山商工の生徒たちやら、
まあ見事に綱渡りでコトは進んだけれども、

終わってみれば
仕上がりもすばらしく
沖縄らしい家族の笑顔にあふれ、

なんだか最後の仕事として、
結構よかったんじゃないか…って。

沖縄の素敵な部分を
垂見さんと堪能できて、
原点に帰れたんじゃないか…って。

充実した2日間だった。

垂見健吾公式web
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【cello】おくりびと

2008-10-21 | BOOKS&MOVIES
「おくりびと」公式サイト

チェロの音色が心地良い。
…浄化される映画だ。

「納棺師」を主題にした映画だから、
いろんな人生の終焉が描かれている。

 「死は門です。次の世界へ入るための門です。」

順風満帆とは行かぬ人生だったろう、
苦しくも辛い一生だったろう、
なんとも儚い悔い多き末路だったろう…。

遺族は亡き故人への複雑な心境を、
死体を前に吐露する。

 「ばかやろう」「ごめんな」「すまなかった」

納棺師は、そんな遺族の思いも含めて
故人の旅立ちを、所作よく美しく仕立てる。

綺麗な死装束を纏った故人は
あらたな旅立ちに向かう。
遺族はその旅立ちをしっかりと見送る。

そのような折り目正しい儀式の美しさが
人間の尊厳を顕していて、感入った。




















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