#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【KINGSTON】STINGの夜 その6

2009-02-16 | JAMAICA
すっかりblog更新から
ご無沙汰してしまった。

その間に台湾へ行ってきた。
城直樹さんとのステキな時間もあった。

inputばかりじゃない。
しっかり写真も収めた。
これから徐々にoutputしていきたい。

      ●

STINGで失ったカメラは
ナイト彩子さんのご尽力のおかげで
1月の半ばに無事手元に戻ってきた。

コトの経緯は
口伝てに聞いているので
その真意はわからないが、

彩さんの知り合いが地元のギャングに通じていて
⇒ジャマイカでは土地土地を牛耳るギャングがいる。

  キングストンの一部や、他の都市のいくつかのスラム街は、
  「ドン」と呼ばれるギャングのリーダーが支配している。
  彼らギャングは、政党の指導者とのつながりから力を持つようになり、
  さらに1980年代と1990年代には、南米から北米、ヨーロッパに輸出される
  コカインの積み替え、ジャマイカ産のマリファナの輸出を行うことで力をつけた。
  多くのギャングが、国の一機関と、そして、コカインとマリファナの流れを
  当然ながら減少させたがっているアメリカ合衆国政府からの保護を得るために、
  現在でも政党とのつながりを維持し続けている。
                  (Wikipediaー「ジャマイカの政治」抜粋)

どのような流れでどうなっているのか
ジャマイカに住んでいる人間にしかわからないが、
そのギャングの「ドン」が警察側にアプローチをかけ、
「日本人ツーリストのカメラ」を取り戻してくれたらしい。

まったくもって奇蹟と言っていい所業だ。

…ギャングが警察からツーリストのカメラを取り戻す?

力関係が日本人の常識を逸している。
いやいや、常識ってなんだ?
そんな凝り固まった視点では世界を受け止めることはできない。

フィリピンの刑務所では
囚人が看守にタバコ代を払ったりしているのだ。
正義も悪もあったもんじゃない。

まさに【Bob Marley】Rat Raceな世の中だ。
サバイバルな機転の良さと
絶対的な身体能力が必要だ。

それが本来の人間の姿なのかもしれない。


Comments (4)
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