#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【UNITE!NIPPON】舞根営みプロジェクト

2011-05-24 | UNITE!NIPPON
生物多様性の日「グリーン復興宣言」を出された
NPO法人田んぼの岩淵先生の元へ。

「ふゆみずたんぼ」で原生生物を育て
肥沃な土壌とすることで無農薬稲栽培を推進するNPO。

自然との触れ合いから「生き物」としての人間の営みを再確認する。
「田んぼを知れば、世界の成り立ちがわかる」と岩淵先生。

生物多様性の真髄を田んぼから知る。
だからこそ、今、生態系を配慮した「グリーン復興」を。

生態系の回復力から「営み」の自活力を高め、
山、森、川、海、田んぼに根ざした共生を。

そのような復興イメージを提案すべく
NPO法人「森は海の恋人」のお膝元、気仙沼舞根の避難所へ。






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【UNITE!NIPPON】グリーン復興宣言

2011-05-24 | UNITE!NIPPON
海と田んぼからのグリーン復興宣言


2011年3月11日に発生した地震と津波により、私たちの住む東北地方は、甚大な被害を受けました。
今やこの地域の社会と経済の復興は、国際的・日本全体の関心事になっています。
これまで「森は海の恋人」と呼ばれてきたように、海の恵みは、山、森、川、
そして田んぼの営みのつながりにも、支えられてきました。

今回の被災地の多くはこうした生態系の恵み(生態系サービス)を最大限に利用する生活をしてきた地域です。

今、できるだけ早い復興は共通した願いですが、環境への影響評価を行なうことなく、
早急に山や森を削り、川や海、そして田んぼの生物多様性や生態系への配慮のない造成は、
生態系サービスを低下させて、被災地以外にも多くの二次的な災害を生み出しかねません。

私たちは、この地の農林水産業が享受すべき将来の生態系からの恵みを見据え、
海や田んぼの生態系の豊かさや、生物多様性を育む「グリーン復興」を行うことで、
農林水産業と共に生きてきた地域が、より着実に、力強く復興すると信じます。

そして、地域の豊かさと強さにつながる生態系の回復力を助け、自然と社会が共生した復興を、
ひとりひとりの市民として、その計画から積極的に関わり、一緒に支えていくことを宣言いたします。


2011年 5月22日

海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト

東北大学 生態適応グローバルCOE
NPO法人 田んぼ
NPO法人 森は海の恋人
NPO法人 環境会議所東北
NPO法人 サステナブル・ソリューションズ
~小さな渦を育てる杜~



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