#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【may_25】ドドド・モリ

2012-05-25 | DANCE
東中野RAFTにて本日より
ドドド・モリ公演「自然との対話(笑)」。

 自然というものが人為的でないものだとしたら、
 それと対話するというのは人にとって矛盾した行いのように見えます。
 海や山といった自然というよりも、人が歩くうちになんとなく出来た道、なんとなく出来た街並み、
 なんとなく出来た人間関係、というなんとなくな意味での自然に着目します。
 子供が体の大きさを自在に変化させて様々な遊びに没入するように、
 意識によって世界のサイズが変わっていく。外の世界を力任せに作り変えるよりも、
 それを捉える意識を変化させていく方が、双方にとって面白いお話が出来ると思います。 ダンスです。

コレオグラファー新宅一平さんの言葉。
いや、でも、百聞は一見にしかず…で、凄かった。

細かく分析すれば、きっと「自然との対話」なんだろうけど、
どこまでも不条理な感じがあって、肉体で、なんというか息もつかせぬ感じで、
その着眼点…なのか、思考の道筋…なのか、もう言葉ではなく、
カラダから生み出した…造形物…そんな表現がぴったりくる
…そういった意味ではどこまでも「肉体」の延長線上にある舞台だったと思う。

のこりは明日、明後日の3回公演。

■演出/新宅一平
■出演/王下貴司、新宅一平、手代木花野、羽太結子
■楽曲提供/大島亮

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【may_23】flower vase

2012-05-25 | ART
元DRAFTの植原亮輔さんと渡邉良重さんのユニット、キギ

ギンザグラフィックギャラリーで行われているキギ展にて(30日まで)。
ふたりのスタートとなったflower vase

詰め替え用シャンプーのパッケージを植原さんが考えていた時に、
何気なく渡邉さんが庭に咲いていた花を挿したことから生まれた…という。

DRAFTの宮田さんが、常日頃から語っていた
「庭はクリエイションの宝庫」が発端だと、渡邉さんは語る。

vaseのカタチを四角いままに残したのも、そのデザイン過程を伝えたかったのと、
シンプルなカタチから浮かび上がるvaseの驚きにこそ、デザインの本質はあると、
今後の自分たちの方向性を打ち出す意味合いもあった…という。

キギの作品群は、その方向性が示すようにどこまでも驚きの連続。
「え、これ全部手作業なの?」という根気を必要とするものばかり。

カタチになったものすべてに時間の堆積を感じる。

だから、いつまでも手に馴染むし、いつまでも手元に置きたくなる。

「デザインは手仕事」という当たり前のことを、ふたりは作品で提示している…そう思った。

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【may_23】ギンザグラフィックギャラリー

2012-05-25 | ART
ギンザグラフィックギャラリーにて、キギ展。
このロゴは田中一光さん。
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