今回の「琉球フォトセッション」に
参画して得た大きな体験のひとつに
「世代を超えた交流」があった。
発起人の東松照明氏は1950年代から第一線で活躍する
日本の写真界の重鎮である。現在77歳。
シベリア抑留を経験し、帰国後精力的に沖縄を記録してきた
山田實氏は、沖縄の写真界の重鎮である。現在89歳。
仙台のデザイン事務所時代の取材がきっかけで、今も懇意にしていただいている
垂見健吾氏は、世界中を飛び回る売れっ子写真家である。現在58歳。
時代を築いてきたこのような方々の存在を
身近に感じることが出来たのは、大きな収穫だった。
日常生活や仕事のやりとりでは、
なかなか接触する機会の少ない世代の方々である。
両祖父母もすでに他界しているので、
家族のつながりとしても、経験が途絶えて久しい。
だからこそ、このような「世代を超えた交流」は、とても新鮮だった。
近くに居るだけで、歴史を感じた。
その存在感が、何かを語っていた。
会話を交わすだけで、何かを授かった気がした。
今回のフォトセッションに参加した中核の写真家はみな、
東松照明氏の薫陶を受けた方々である。
國吉和夫氏、大城弘明氏、嘉納辰彦氏…
それぞれが東松照明氏の存在を大きく受け止め、
その期待に応えようとしていたのが、よくわかった。
時代は変われど、その関係は決して変わらない。
師は一生、師であり続ける。
その連綿と続く「世代を超えた」継承を、
今回の経験で、ボクは強く意識した。
ピリオドがいつ来ても、
やり残しのないように生きている…と語った
東松照明氏のまなざしに、偽りはない。
だからこそ、ボクもここまでやり切れたのだと思う。
人と人とのつながりに、感謝。
参画して得た大きな体験のひとつに
「世代を超えた交流」があった。
発起人の東松照明氏は1950年代から第一線で活躍する
日本の写真界の重鎮である。現在77歳。
シベリア抑留を経験し、帰国後精力的に沖縄を記録してきた
山田實氏は、沖縄の写真界の重鎮である。現在89歳。
仙台のデザイン事務所時代の取材がきっかけで、今も懇意にしていただいている
垂見健吾氏は、世界中を飛び回る売れっ子写真家である。現在58歳。
時代を築いてきたこのような方々の存在を
身近に感じることが出来たのは、大きな収穫だった。
日常生活や仕事のやりとりでは、
なかなか接触する機会の少ない世代の方々である。
両祖父母もすでに他界しているので、
家族のつながりとしても、経験が途絶えて久しい。
だからこそ、このような「世代を超えた交流」は、とても新鮮だった。
近くに居るだけで、歴史を感じた。
その存在感が、何かを語っていた。
会話を交わすだけで、何かを授かった気がした。
今回のフォトセッションに参加した中核の写真家はみな、
東松照明氏の薫陶を受けた方々である。
國吉和夫氏、大城弘明氏、嘉納辰彦氏…
それぞれが東松照明氏の存在を大きく受け止め、
その期待に応えようとしていたのが、よくわかった。
時代は変われど、その関係は決して変わらない。
師は一生、師であり続ける。
その連綿と続く「世代を超えた」継承を、
今回の経験で、ボクは強く意識した。
ピリオドがいつ来ても、
やり残しのないように生きている…と語った
東松照明氏のまなざしに、偽りはない。
だからこそ、ボクもここまでやり切れたのだと思う。
人と人とのつながりに、感謝。