鉄秀「肉躍る画」鉄秀×躍る3DAYS_ゲスト/川村美紀子
「奄美の血は繊細で静か、韓国の血は衝動と激しさが色濃い」鉄秀さんの個展オープニングで、
いまもっとも血湧き肉躍る川村美紀子さんvs鉄秀LivePaintウサギだったのだけど、
想定していたとおりの「肉躍る画」となって、パフォーマンス中のアドレナリン噴出度はハンパないモノに〜。
蛍光ペンキが飛び散る中での撮影でした。
このふたりの越境ぶりがすざまじく、観ている側は完全に置いて行かれた感じ。
最後は泥レスのような戯れ具合で、実にお見事〜!
サクラ咲く恵比寿のTRAUMARISをフラワーカラーに色づけてくれました。
宴後、鉄秀さんと雲太郎さんの、
20年来のせめぎ合う関係も伺うことが出来て、非常に有意義な会でした。
しかし病的なまでの点描画とこの肉躍る画と、振幅広すぎ〜。
愛すべきキチガイ、鉄秀さん、サイコーです。
「奄美の血は繊細で静か、韓国の血は衝動と激しさが色濃い」鉄秀さんの個展オープニングで、
いまもっとも血湧き肉躍る川村美紀子さんvs鉄秀LivePaintウサギだったのだけど、
想定していたとおりの「肉躍る画」となって、パフォーマンス中のアドレナリン噴出度はハンパないモノに〜。
蛍光ペンキが飛び散る中での撮影でした。
このふたりの越境ぶりがすざまじく、観ている側は完全に置いて行かれた感じ。
最後は泥レスのような戯れ具合で、実にお見事〜!
サクラ咲く恵比寿のTRAUMARISをフラワーカラーに色づけてくれました。
宴後、鉄秀さんと雲太郎さんの、
20年来のせめぎ合う関係も伺うことが出来て、非常に有意義な会でした。
しかし病的なまでの点描画とこの肉躍る画と、振幅広すぎ〜。
愛すべきキチガイ、鉄秀さん、サイコーです。
宇宙においてはすべてのものが、どんなに取るに足りないものであっても、
それ自身「存在することの根拠」があります。石一個と言えどもそこには存在する目的があります。
科学はこの「物質の中に内在する目的や根拠」に、けっして関わることができません。
北極のオーロラ現象を、科学はその原因について解明することはできますが、
オーロラが輝いていることの「目的」は?という問いを立てることができません。
科学は「目的」の前では沈黙せざるを得ません。
しかし、意識が一つの対象に向かいますと、意識は自由にオーロラが存在する根拠、
花々が咲き誇っていることの根拠を、あるいは目的をそこに生み出すことができます。
意識にとって、「花は花ではなく、花以外の何か」なのです。
意識は花という同一性をいともたやすく超えていきます。
意識は、花の中に内在する目的性を、花の前に提示するのです。
この「AはAではない」という意識の働きが、もし存在しないとするならば、
宇宙にあるすべてのものは自己同一性の中に封印されたままです。
「私は私ではない」という自己否定の力は、私が私から離れて客体に変化していくのです。
反対に、水晶の結晶体を前にして、「この水晶は私のカラダの一部分である」と意識が語ると、
この結晶体という客体は主体の一部に変わるのです。
意識は、主体と客体を自由に入れ替えながら、事物に内在する存在の根拠と目的を事物の目に置くのです。
それは、事物の封印状態を自由に解放する力なのです。
これこそファンタジーの根源であり、芸術創造の根源です。
まさに意識は、すべてのものの同一性を超えて事物を新たに根拠づけながら、
宇宙全体を一個の新しい芸術作品に変えていくのです。
(中略)
有形の存在である人間が、無形となると天となり
無形の存在である天が、有形となると人になる
この言葉は明治の神道家、堀天龍斎という人が述べた言葉ですが、
素材や生命という「有形のもの」は、意識が働くとともに無形となって自由な存在となり、
同一性を超えて宇宙にはばたくことができます。社会的にはまったく無能な人間であろうと、
同一性を破壊する意識の力が働くときには、かけがえのない一人の自由な存在に生まれ変わります。
それが意識の根本的な力です。意識は宇宙に属する力です。
(笠井叡著「カラダという書物」より)
笠井叡さん演出の「今晩は荒れ模様」が本日初日を迎えた。
1月の天使館での個別稽古から追ってきた作品だったので、昨日のゲネプロは無我夢中でシャッターを切った感があったのだけど、
今日は2階席から俯瞰で眺めてみて、笠井さんが全身全霊でこの作品に込めた思いが直に伝わってきて、目頭が熱くなった。
上に引用したのは、笠井さんの「意識」についての叙述だが、
「今晩は荒れ模様」において主題となっているのは、この「意識」の自明化ではないだろうか?
戦争とは、過去の男性文化の最も醜悪な遺物です。
これを乗り越え、歴史に新しい地平を拓くのは、
すべての文化、民族をつなぐことのできる女性の生命的な力であると、私は確信しています。
(「今晩は荒れ模様」前書きより抜粋)
「AはAではない」という意識の働きが、もし存在しないとするならば、宇宙にあるすべてのものは自己同一性の中に封印されたまま。
「私は私ではない」という自己否定の力は、私が私から離れて客体に変化していくのである…と。
そのような客体化の作業に長けているのが、実は女性のほうなのではないか。
自己同一性を超えて有形から無形へと意識を羽ばたかせ、自由な存在になり得るのは、女性なのではないか…と。
それは何故か。女性のほうが、己のカラダを客体化出来ているからなのだと、ボクは思うのだ。
その客体化への意識ひとつで、これからの未来は好転していく、拓かれていく…という笠井さんのメッセージ。
御年72歳というカラダでもって自らその「意識」を舞台上に見える化し、切迫した問いを投げかけた笠井さん。
この問いかけに対して、わたしたちが自明化できるか否かが、今後の行く末を左右する。
「己の意識を自明化せよ」
そんな声が胸に突き刺さる渾身の作品であった。深く関わることが出来て、本当に感謝します。
それ自身「存在することの根拠」があります。石一個と言えどもそこには存在する目的があります。
科学はこの「物質の中に内在する目的や根拠」に、けっして関わることができません。
北極のオーロラ現象を、科学はその原因について解明することはできますが、
オーロラが輝いていることの「目的」は?という問いを立てることができません。
科学は「目的」の前では沈黙せざるを得ません。
しかし、意識が一つの対象に向かいますと、意識は自由にオーロラが存在する根拠、
花々が咲き誇っていることの根拠を、あるいは目的をそこに生み出すことができます。
意識にとって、「花は花ではなく、花以外の何か」なのです。
意識は花という同一性をいともたやすく超えていきます。
意識は、花の中に内在する目的性を、花の前に提示するのです。
この「AはAではない」という意識の働きが、もし存在しないとするならば、
宇宙にあるすべてのものは自己同一性の中に封印されたままです。
「私は私ではない」という自己否定の力は、私が私から離れて客体に変化していくのです。
反対に、水晶の結晶体を前にして、「この水晶は私のカラダの一部分である」と意識が語ると、
この結晶体という客体は主体の一部に変わるのです。
意識は、主体と客体を自由に入れ替えながら、事物に内在する存在の根拠と目的を事物の目に置くのです。
それは、事物の封印状態を自由に解放する力なのです。
これこそファンタジーの根源であり、芸術創造の根源です。
まさに意識は、すべてのものの同一性を超えて事物を新たに根拠づけながら、
宇宙全体を一個の新しい芸術作品に変えていくのです。
(中略)
有形の存在である人間が、無形となると天となり
無形の存在である天が、有形となると人になる
この言葉は明治の神道家、堀天龍斎という人が述べた言葉ですが、
素材や生命という「有形のもの」は、意識が働くとともに無形となって自由な存在となり、
同一性を超えて宇宙にはばたくことができます。社会的にはまったく無能な人間であろうと、
同一性を破壊する意識の力が働くときには、かけがえのない一人の自由な存在に生まれ変わります。
それが意識の根本的な力です。意識は宇宙に属する力です。
(笠井叡著「カラダという書物」より)
笠井叡さん演出の「今晩は荒れ模様」が本日初日を迎えた。
1月の天使館での個別稽古から追ってきた作品だったので、昨日のゲネプロは無我夢中でシャッターを切った感があったのだけど、
今日は2階席から俯瞰で眺めてみて、笠井さんが全身全霊でこの作品に込めた思いが直に伝わってきて、目頭が熱くなった。
上に引用したのは、笠井さんの「意識」についての叙述だが、
「今晩は荒れ模様」において主題となっているのは、この「意識」の自明化ではないだろうか?
戦争とは、過去の男性文化の最も醜悪な遺物です。
これを乗り越え、歴史に新しい地平を拓くのは、
すべての文化、民族をつなぐことのできる女性の生命的な力であると、私は確信しています。
(「今晩は荒れ模様」前書きより抜粋)
「AはAではない」という意識の働きが、もし存在しないとするならば、宇宙にあるすべてのものは自己同一性の中に封印されたまま。
「私は私ではない」という自己否定の力は、私が私から離れて客体に変化していくのである…と。
そのような客体化の作業に長けているのが、実は女性のほうなのではないか。
自己同一性を超えて有形から無形へと意識を羽ばたかせ、自由な存在になり得るのは、女性なのではないか…と。
それは何故か。女性のほうが、己のカラダを客体化出来ているからなのだと、ボクは思うのだ。
その客体化への意識ひとつで、これからの未来は好転していく、拓かれていく…という笠井さんのメッセージ。
御年72歳というカラダでもって自らその「意識」を舞台上に見える化し、切迫した問いを投げかけた笠井さん。
この問いかけに対して、わたしたちが自明化できるか否かが、今後の行く末を左右する。
「己の意識を自明化せよ」
そんな声が胸に突き刺さる渾身の作品であった。深く関わることが出来て、本当に感謝します。
Kahunah kai CD Release Live & Dance show@小金井市民交流センター
【出演者】
*music*
kahunah kai
*Live paint & dance*
義村京子
*Dance*
Akiyo / Emine / LiLith / Mudita
Michiko / Nitzania / Yoshika
【出演者】
*music*
kahunah kai
*Live paint & dance*
義村京子
*Dance*
Akiyo / Emine / LiLith / Mudita
Michiko / Nitzania / Yoshika
Kahunah kai CD Release Live & Dance show@小金井市民交流センター
【出演者】
*music*
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*Live paint & dance*
義村京子
*Dance*
Akiyo / Emine / LiLith / Mudita
Michiko / Nitzania / Yoshika
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義村京子
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Kahunah kai CD Release Live & Dance show@小金井市民交流センター
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義村京子
*Dance*
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Michiko / Nitzania / Yoshika
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義村京子
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Michiko / Nitzania / Yoshika