時々、様子を見に行く場所には、茶トラのおじいちゃん猫がいます。
背中にワイヤーをまかれ、取った時には痛々しい傷が背中に残りました。
人間の酷い仕打ちを受けながらも・・・懐っこく、甘えん坊の猫です。
行くと走って近づいて来る様子を見ると、ご飯が足りないのだと思うけれども、なかなか行けません。 最近、その子を気にして、車で会いにくる人を知り、少し安心していました。
急に寒くなった年末から、姿が見えません。
いろんな時間に行ってみますが、現れません。
(歳だから、寒さがこたえたのかなあ、亡くなったよ)と近くの会社の人が教えてくれました。
やはり、そうだったのか~
お腹に傷のあった黒猫も、姿が見えなかったので探したら、草むらで亡くなっていました。
自分の力不足を痛感するときです。
人懐こいキジ白君は、12月から見当たりません。 鼻がぐびぐびだったので抗生剤を飲ませていましたが、途中で出て来なくなりました。
1カ月もいないので諦めていました。
昨日、いつもの場所からは建物をこえ、庭をこえた道路沿いの遊歩道に、猫が寝ていました。
声をかけると、あのキジ白くんです。 鼻は、相変わらずでしたが、良くなっています。
遊歩道は一日中陽があたりますが、いつもの餌場は陽があたる場所は、風がとおって寒いのです。
ポカポカする場所を選んでいたのですね。 夜、本当の餌やりが来るそうですから、その時間にはいつもの餌場まで来ていたのかもしれません。
寒さで亡くなる猫達を見た後に、生きていたキジ白くんを見て、少し心が晴れました。