前回のブログで、最近増えている高齢者の猫飼育トラブルについて書きました。
ボランティアさんは、いろんな場所で、いろんな形で、猫のために頑張ってくれています。ほんの少し報われたら、気を良くして動いてくれる人達が多いです。
そんな人達のために、大量の猫フードを送ってくださった、S様、H様、ご寄付を送って下さったF様、有難うございました。
私が渡せるところは少ないですが、気にかけて下さっている人がいることで励みとなり、頑張ってくださると思います。
少しですが、動きはありましたので、ご報告しますね。
例1-高齢者、突然の施設入りで取り残された猫2匹
優しい預かりボランティアさんのおかげで、心を開いてくれた10歳と8歳の猫達は、一緒に貰われていく事になり、昨日からトライアルに入りました。里親さんの元に行けるまでにしてくれたボランティアさんに感謝です。元飼い主には、猫の所有権放棄の書類に印を押して頂きました。後のトラブルのないように譲渡したいと思います。
例2-猫6匹残して長期入院
高齢者は、(高額医療費)がかかった場合に、お金が戻ってくる事や、そもそも医療費もあまりかからない事を知りませんでした。差額ベッド代、医療費などは毎月の生活費よりも安いかもしれません。 少し、安心されたようです。 ご近所にも親しい方がいて、毎月500円を、彼女の猫の為に、援助してくれないかとお願いしたら、それ位なら・・・と500円を支援してくださる方が5人いました。 日頃、良いお付き合いをされていたと思います。それをフードに変えていく事になりました。 もちろん、ボランティアさん持ち出しもありますが、猫のお世話もお願いしています。
例3-高齢者、意識不明のまま入院、取り残された猫13匹
今回、大量のフードを支援してくださいましたので、当分は心配なくお腹一杯ご飯を食べられると思います。 ケージを沢山準備され、1匹づつケージで管理されるようになり、不妊手術も少しづつですが進んでいます。必要な医療も少しづつ受けられています。 里親募集などは、落ち着いて性格把握出来てからになります。
例4-高齢者がペットを飼ったために追い出されそうになる
2年間の猶予を貰ったものの、生活は苦しいので、相性の悪い猫は、譲渡する事になり、貰われました。 高齢者さんは、幸いとても元気で、気力もなかなかのものがありましたので、週3回、介護施設の清掃を紹介したところ、嬉しい~と言って働き始めました。 これをペットの費用として頑張って欲しいと思います。
少しづつですが、進展しました。同時に、新しく発生した件も出ています。
ご支援頂き、また、ボランティアさんの活動にご理解を頂き、本当に有難うございました。