その地域の餌やりさんによると、兄妹の母猫は、何度も出産したけど育った子猫を見た事がない・・・だったようです。
飼育放棄でもなさそうだし、どこか悪いのかしら?とも考えたけど、子育ての環境が悪いとも言えるので、産まれたら保護する事になっていました。
我が家に来た時は生後2週間過ぎの4兄妹。
この中で一番大きく元気そうだった茶トラくんが、急にミルクを飲めなくなり、ほぼ突然死のように亡くなりました。
(育った子供を見た事がない)・・・という言葉が頭をよぎり、白血病などのウィルスなのか? 他の子は生きられるのか不安になりましたが、この月齢では検査も出来ず、育てるしかありません。
確かに弱い子達で、ミルクが終わる頃になっても、酷い痩せ方で大きくなりません。
風邪も治らず、小さい時からくしゃみをしたり、鼻はズビズビです。
投馬くんの鼻の状態は一番悪く、生後6週位でも痩せっぽち。
琴美ちゃんも痩せっぽち。
亜美ちゃんに至っては、生後2カ月になっても250gしかありませ。
風邪もどんどん悪くなり、目も失明寸前。 病院に通いながら、の子育てでした。
幸い、亜美ちゃんの目も良くなり、今では丸々したふくよかな子となっています。
こんなに病院通いをしたのだから、病院嫌いかなと思うのに、獣医さんや看護師さんに会うと喉ゴロゴロで、ご機嫌です。 病院でも可愛がって貰っていたのでしょうね。
風邪の後遺症が少し残り、涙目になったり、鼻水が出たりしますけど、元気だし、何より性格が良いです。
琴美ちゃんも無事に大きくなり、同じように性格が良く、人が大好きです。
やはり、少し後遺症があり鼻水が出ます。
咳が酷かった投馬くんも大きく、人好きな甘えん坊に育ちました。
この子にも風邪の後遺症があり、くしゃみや鼻水が・・・
でもね、(無事に育って大きくなった子供達)なんです。
元気に走り回り、友達と遊び、人に甘え、ご飯も大好き。
もっともっと幸せになるように、命のバトンを引き受けて下さる里親さんを探しています。