ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/3日 長野県との境にある茶臼山と奥三河の井山・天狗棚展望台 その2:今度は長野県側の展望台へ上がる。

2017-02-06 07:16:36 | 草花
茶臼山山頂では、(愛知県側の木製の展望デッキの上からは)、愛知県側の山々をよく見ることが出来ました。
しかし、長野県側の山並みが今一つよく見えません。
そこで、稜線上を移動して長野県側の鋼鉄製の櫓に上がることにしました。
この櫓は安全面で命を保証できかねるのでしょうか、近年、形ばかりの立ち入り禁止措置をとっています。
せっかくここからの好展望を期待してこの頂に来たのですから、ここは「自己責任」ということで、この極上の眺望の得られる展望台に上がらせていただくことにしました。
展望台上に立つと、風の強いこと、その冷たいこと、これは生半可なことでは、1分もそこに滞在できないと思えるほどの厳しさでした。

でも、小生たちはここで、それぞれが持参の双眼鏡を出して、見えている山々の検分をしていきました。
風が強いだけ、見通しも良く利くようでした。
長野県側の展望台を目指す ↓

時刻は07:51分で、空は願ってもないような青空です。ここには風の強さと冷たさが写りませんので何となく穏やかな光景になってしまいます。
眼前の鉄骨製の櫓の上に昇って行きます。



恵那山と大川入山 ↓

恵那山がいつも見るものとは少し姿を変えて見えていました。
大川入山は恵那山の右隣で、まるで兄弟のように見えます。



蛇峠山 ↓

この山は治部坂峠のところで、国道を挟んで大川入山と対称的な位置にある山です。
背後の右側に中央アルプスの雪嶺が見えるはずですが、この時間は雲の中にありました。



蓼科山 ↓

遠くに蓼科山が見えました。この場所でこの山を見たのは初めてかもしれません。
その右隣にごく薄く北八ツの横岳も見えます。



仙丈ヶ岳 ↓

南アルプスの3000メートル峰の北端の山が見えています。
右側の稜線上にはアサヨ峰も顔を覗かせますが、甲斐駒ヶ岳は双眼鏡で目を凝らしてみても視認することはできませんでした。



白根三山 ↓

甲斐の白峰がばっちりと見えています。朝の時間ですので、日がまだ東側にあって、そのために山体はシルエット気味になるのが残念です。



塩見岳 ↓

今度は塩見岳を主役にして撮ってみます。ここでもシルエットになっていますね。
時刻は07:59分。 まだ当分の間は逆光線に辛抱して付き合っていきます。




白根三山プラス塩見岳 ↓

3000メートルを超す峰がここでは4座も入ってきます。豪華な顔ぶれですね。
北岳3192m、間ノ岳3189m、西農鳥岳3051m、塩見岳3047mに中白峰山3055mを加えることが許されたら5座になってしまいます。そのほかに農鳥岳と塩見岳にもう一つの峰がありますので・・・・・・。




重鎮三座 ↓

もうすこし南に行くと、三河に近づいた分だけ大きく見えて、この三座が王様のような貫録を見せています。
この時刻は未だシルエット気味に見えています。時刻は午前八時の10秒前です。



重鎮に上河内まで含めて ↓

上河内岳は2803mの峰ですが、遠くから眺めた時に、雪の付き方が一番良い峰でした。



上河内岳以南 ↓

上河内岳から南では目を引くような峰が少なくなり、小生の記憶がついて行かず、山座の同定に苦労しました。



カシバードでの描画 ↓

上の実写と同じ部分をカシバードで描画して見ます。
風が強くて、厳しい寒さの櫓の上から下りて、今度は長野県内に入り、稜線を下りて行きます。
結局、この鉄櫓の上には、10分間しか滞在できませんでした。



長野県側の山道 ↓

長野県側の山道を垂直の高さにして約100mほど下りて行きます。
北に向かう道ですので、雪が残っています。時刻は08:12分。



車道 ↓

100mほど高度を下げて、山道は車道に出て来ます。時刻は08:22分
日陰の道は雪が踏み固められて、ツルツルになっていて、歩くのに気を使います。

コメント (4)
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