ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6月19日の入日ショータイム

2023-06-21 04:56:03 | 草花
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19日の夕方は西空が晴れているようでしたので、新月翌日のごく細い月が見られるものと期待をして、いつも出掛ける広い畑地に自転車で出かけました。
こういう日は日没タイムと月没タイムが接近していて、しかもほぼ同じ方角に日も月も沈みますので、あわよくば・・・という思いも持ちながら現地入りしました。
然しながら、日没は良かったのですが、肝心の月没は西空の低いところに拡がった雲の為に月の姿を見ることはできませんでした。

そこで、この時の日没の様子のみを時系列に沿って並べてみます。

入り日ショータイムの出来事:
飛行機雲

飛行機もその雲も夕焼け色に染まっています。



















金星 ↓

日が落ちてもまだ明るい空にはやがて一番星(金星)が見えるようになってきました。

この後、極細の月の沈むところが見えて来るのを待ちましたが、結局最後まで雲に邪魔されて、ついにその姿を見ることはありませんでした。
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意外と豊富な花模様

2023-06-20 04:37:20 | 草花
野の花好きの方なら、牧野富太郎先生のことはよくご存じのことと思います。
小生は今から37~38年ほど前に牧野先生の(たしか)「新日本植物図鑑」(だったか)を購入して、つい先日まで所有していましたが、やうつりの際にそれを手放してしまいました。
この図鑑は白黒であり、とても専門的な記述でありましたが、それゆえに素人の小生にとっては難解で使いづらくて、最近はもっぱらネット検索・ネット確認が自分の中の主流になっていました。
そのほかに補助的に原色を謳っているフィールドノートなどを使ったりしていました。
くだんの牧野先生の「新日本植物図鑑」を手放したもう一つ大きな理由は、最近の植物分類が、DNA解析による分子系統学が発展し、この手法を進めたAPG体系に移行しているので、「古い上着」を脱ぎ捨てる時期が来たと判断したからです。

朝のNHK連ドラ「らんまん」を見て、天才的な牧野先生の多方面にわたるご苦労を偲びながら、ここでも時代の流れを感じないわけにはいきませんでした。

今年の梅雨は雨の無い、晴れの日にちが結構多いですね。お蔭で助かっていることもありますが、やはり雨も降ってもらわないことには都合の悪いことも出て来ますので、ほどほどに推移してもらいたいものです。

付近で見かけた、意外に豊富な花模様を掲載します。(記述は控えめにしておきます。)

生ごみ収集車 ↓

我が町内では生ごみは毎週火曜・金曜の朝に収集されます。こういう作業は今流行りのAIではとてもこなせないことでしょうね。
作業される皆さんの地道なご苦労にもう少しスポットライトを当てて貰いたいと思いました。



公園のネムノキ ↓




付近の民家で見たノウゼンカズラ ↓




東刈谷駅前で見たネジバナ ↓




早朝に見たグラジオラス ↓




ユリ三種類 ↓








付近の民家の庭先で見たキキョウ ↓




川沿いの花壇で見たツルバキア ↓




JR東海道本線線路沿いの空き地で見たムラサキエノコロ ↓





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ささやかなれど、自分の中では大きな満足感。

2023-06-18 09:02:41 | 草花
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本(6/18)日は旧暦では5月1日に当たり、新月≒朔月になります。この日は月が見えません。
(地球から見て月と太陽の方向が同じになるときのことを「朔」といいますが、厳密には朔月=新月ではないようです。)

そして昨(6/17)日は旧暦の4月29日であり、この頃は月が姿を見せない、(月が家に籠ってしまった)ということから旧暦の江戸時代なら「月籠り=つごもり」ということになります。大まかには旧の30日頃になるので、三十日(みとうか⇒みそか=晦日)となります。

月が地球の周りを公転する周期がおおよそ27.3日で、軌道が楕円形であり不規則性を有することが妙味であります。
そのために記述には常に、「おおよそ」・「約」とか「厳密には・・・と言いきれない」といった表現が付きまといます。
(旧暦の十五夜と満月が一致しないことが多いのもこれに当たるようです。)

で、昨(6/17)日は新月前の極細の月が見えるのではないかと、一人ひそかに期待していました。
そこで午前3時起きして、いつも出掛ける付近の高楼(14階建て)に行き、月の昇って来るのを待っていました。
暗い夜空に目を凝らして東の方を見つめ続けることしばし、極々細い月が山の端から姿を出して来たときには、あまりにも繊細であったのでそれが月だとはにわかに信じられなくて、その全貌が空に出切った時に初めて月「実感」することが出来たほどです。
自分の中では結構心を突き動かされていて、それを言葉にするならば・・・月面初着陸時の某宇宙船船長の言葉ではありませんが、:「ほかの人にとっては大したことではないが、自分にとっては大きな喜びの一瞬間」であり、達成感・満足感に満たされた時空でありました。 
今まで何度も機会を窺がってきていましたが、天候によって阻まれて、いつも空振りして来たからです。
この日の幸運に酔い、思わず知らず、写真を連射し続けました。

ずっと見たかった新月の一日前の月 ↓

17日朝3時40分ごろに見た月齢28.1の細い細い月です。 まるで月食の時のように思えました。
でも、考えてみれば満月から新月までの間は、一日ごとのごくゆっくりした月食と同じことなんですね。



念のために13日の月 ↓

これで月齢24.3で、この後は梅雨空の為に月の写真を得ることが出来ませんでした。



17日早朝の木星 ↓

東の空には木星が、月よりも明るく思えるほどに輝いていました。



カシオペア ↓

よく探すと、北東にカシオペアも見えていました。 (北斗七星は柄杓の柄の方だけが見えていました。)



街明かり ↓



眼下に救急車 ↓

14階の建物の真下に救急車が来ていました。



山の上に来た月 ↓

西三河の山並みの上に差しかかった細い月。 「繊月」という言葉がありますが。今風に言うと「糸月」となりましょうか。



シルエットになっている山たち :

木曽御嶽 ↓


中央アルプス ↓


恵那山 ↓


中央アルプス・恵那山・大川入山・蛇峠山 ↓


この朝の山岳眺望?はこれが限度で、白山、能郷白山、伊吹山、鈴鹿山脈はその片鱗を窺がうことが出来ませんでした。

このあと日の出の時間が近づき空が明るくなってくると、細い月は空の明るさの為に見つけることが出来なくなりました。
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梅雨の合間に近所の花めぐり

2023-06-12 04:27:47 | 草花
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前日の続きです。精力的に外に出るようにしていますが、歩いても自転車を漕いでも汗をたくさん掻いています。
湿度の高い、大変鬱陶しい季節の真っ最中ですね。

似たような低木二つ
先ずキンシバイ ↓


次にビヨウヤナギ ↓

キンシバイもビヨウヤナギもどちらもオトギリソウ科の低木で、同じような大きさの黄色い花を咲かせます。
三河では両方とも公園の生け垣などに使われていますが、どういう訳かキンシバイの方を圧倒的に多く見ています。
これは地方差のある事なのでしょうね。



マートル ↓

別名ギンバイカとも言うそうです。低木でハーブの一種だそうですが、これは公園内の植栽でした。



クチナシ ↓ ↓



蕾を見るとまるでバラのようですが、これは公園内で見たクチナシです。鼻を近づけてもあの甘い香りが幽かでした。
これは時間的なことなのでしょうか。そのことについてネットで検索してみましたがはっきり判りませんでした。



ヒマワリ ↓

歩道のわきに列をなして立っていましたが、まだ咲き揃ってはいません。



ナツツバキ ↓ ↓



夏椿は好きな花ですので、記事に出すのは今年は二度目になります。
このものはいつも見に行く公園で咲いていた馴染みの株の花です。



トウネズミモチ ↓

同じ公園で咲いて来たトウネズミモチですが、今年は咲き出すのが遅いようです。



ナワシロイチゴ ↓

JR東海道本線の敷地内で実をつけ始めました。手前に用水路があるので採ることが出来ません。



ヤマモモ ↓

公園にある2本の木のうち、今年は1本にだけ実が付きました。もう一本の方は強く剪定されて実を結ぶことが出来ませんでした。
その代わり、来年には派手に実をつけることでしょう。
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梅雨の合間に・・・・

2023-06-11 04:48:18 | 草花
梅雨の合間に近所の花めぐりをしてきました。

10日夜更けの月 ↓

昨日の早朝(寅の刻)トイレのついでに空を見上げたら月が出ていました。この季節にはなかなかないチャンスでしたので、撮っておきます。月齢は21.1。


サフランモドキ ↓

これは秋の花かと思っていましたが、この時季から咲き出すようですね。



コムラサキ ↓

♪りんりんりんどうはこむらさき・・・♪ 島倉千代子の「りんどう峠」では草のリンドウの色が濃紫色でした。
コムラサキという昆虫(蝶)もいるのでややこしいことです。
こちらの花は樹木のムラサキシキブ属の一種です。花の時から紫色ですね。



ヒメヒオウギズイセン ↓

長ったらしい名前の為に、俄かには呆けた頭にその名前が浮かんできませんでした。



カンナ ↓

カンナの花も咲く時季が6月頃から秋までと長いですね。



ムラサキツユクサ ↓

高校の頃、生物の授業で、雄しべの毛を顕微鏡で覗いたことが有ります。



マサキ ↓

街路樹として植えられていました。排気ガスに強いようです。



トウ キョウチクトウ ↓

垣根のそばを歩いていると芳香に包まれました。そのもとはこの花のようで、テイカカズラの花に似ています。
絶対的な自信はないのですが、どうやら唐夾竹桃のようです。



ホットリップス ↓

別名をチェリーセージと言うそうで花や葉にフルーツのような甘い香りがあるとのことですが、それを確かめませんでした。



ヤマボウシ ↓

何とも派手に花をつけたものです。こういうのは品種をいじった園芸種なのでしょうね。



トケイソウ ↓

花の姿が時計のようで時針・分針・秒針のようなものまで付いています。
別名はパッションフラワーだそうですが、情熱の花の方ではなくて、「受難の花」としてキリスト教圏では見たようです。
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