ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

冷たい風吹けども春はどんどん・・・ 

2024-03-21 11:49:13 | 草花
ここのところ寒気が戻って来て、冷たい風が吹きまくっていますが、あと少しの辛抱というところでしょうか。
先日、何かのきっかけで、YouTubeの「海ゆかば」という曲に引っ掛かりました。
この曲は万葉集の大伴家持の歌を基にしている・・・・ということでした。

万葉集巻十八―四〇九四  大伴家持
海行者 美都久屍 山行者 草牟須屍 大皇乃敞尓許曽死米 可敞里見波勢自等許等大弖
(うみゆかば みずくかばね やまゆかば くさむすかばね おおきみのへにこそしなめ かへりみはせじ)

この曲は昭和十二年に、国民精神昂揚のために、国民歌謡として作曲され、戦時体制への精神教化の歌・軍歌ともなりました。
そして、太平洋戦争末期には大本営発表等での準国歌また玉砕報道の鎮魂歌として扱われたということです。

事の良しあしは取り敢えず擱くことにして、あらためてゆっくりYouTube上のこの曲を聴いてみました。

「海ゆかば」 ↓ 作曲: 信時 潔
海ゆかば
・・・・・・・とても印象的な曲ですね。 曲そのものは短いけれども凄い曲だと思いました。
伊藤久雄の歌唱ですが、この人らしい歌い方だと思います。 
これが戦時中に利用されていなければ、もっと素直にこの曲と向き合えていたのに・・・・と思うにつけても残念でなりません。

あの戦争さえなかりせば・・・・・・・これは万人の思いでありましょう。
しかるに、ウクライナやイスラエルでの現状があり・・・・・人間の物狂おしさに絶望さえも感じてしまいます。

近ごろの月 :

16日 ↓ 月齢6.0


18日 ↓ 月齢8.1


19日 ↓ 月齢9.1


20日 ↓ 月齢9.9

3月25日が満月ですが、その日のお天気の方は怪しいようですね。



イカリソウ ↓

だんだん花の数が増えてきています。



ツメレンゲ ↓

移植を雑にやってしまったので、相当元気が悪くなってしまいました。今もまだ、”ご立腹中”の様子です。



カリン ↓

蕾が膨らんできました。この分ですと明日か明後日の開花になりそうです。



オキナグサ ↓

毎回似たような姿を出していますが、実はすべて違う株の花なのです。今年は30輪ほど咲くようです。



アスアラガス ↓

昨年、移植しましたが、株の根を相当傷めてしまい、心配していました。今年は株のために芽を摘むことはやめておきます。



フキノトウ ↓

苞が開きかけて、内部にある花の蕾が見えていました。



ウラシマソウ ↓

引っ越し後の植栽の模様替えの際に、このウラシマソウをどこに移植したのか忘れてしまっていましたが、ウラシマソウ
”ご本人”が芽を立ち上げてその場所を教えてくれました。



カンアオイ ↓

建て替え時のドサクサで踏まれたりして瀕死の状態でしたが、植え替えて保護・・・・やっと落ち着きを見せてくれました。



雀たち ↓

家の前にある会社の駐車場に何台か駐めてある車の上でこちらを見ています。小生の餌出しの動向を見ているのですが、
車の上に糞をたくさん落とすようになると車が汚れますのでそのことが気になっています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春への憧れ

2024-03-16 11:17:05 | 草花
楽しや五月 草木はもえ
小川の岸に すみれにおう
やさしき花を 見つつ行けば
心もかろし そぞろあるき

うれしや五月 日影ははえ
わか葉の森に 小鳥歌う
そよ風わたる 木かげ行けば
心もすずし そぞろあるき

上掲は青柳善吾訳詞の「五月の歌」で、.
詩人(ドイツ)クリスチャン・オーバーベックの幼い子向けの詩集「フリッツヒェンの歌」を訳したものです。
幼い子向けの詩集ですから、これを子供言葉に変えると:

 ♪来て、大好きな五月さん、木々をまた緑にしてね
  そして小川のほとりで小さなスミレが咲くのを見せてね
  またスミレを見られるなんて嬉しい!
   大好きな五月、外に出られて嬉しい! ♪  となるのでしょうね。(ネット上から拾いました。)

これがモーツァルト(1756-1791)の最晩年に「春への憧れ」(K596「Sehnsucht nach dem Fruhling」)という歌曲になったそうです。
モーツアルトのこの歌曲はYouTubeで沢山列挙されていますので、興味があれば訪問されてください。

ところで、この曲は「早春賦」(中田章作曲)に似ていますね。また「知床旅情」(森繁久彌作曲)にも類似しています。
その曲を作った人たちは、心のどこかにモーツァルトの「春への憧れ」が住み着いていたのでしょうか。

15日晩の月 ↓

月齢は5.1。



15日晩のISS(3シーン)↓ ↓ ↓
第1シーン ↓


第2シーン ↓


第3シーン ↓

上は3つまとめて一つの航跡でした。小生の広角レンズでは一つの画角でとても撮り切れないほどスケール大きく
移動しました。



オキナグサ ↓ ↓



今朝(3/16)は暖かくて、花も午前中早めに開いてくれています。



シュンラン ↓ ↓



シュンランは今が花の最盛期でたくさん咲いていますが、それがどれもこれも・・・こちらを向いてはくれません。



ヒガンバナ ↓

秋の彼岸頃に咲く花ですが、春の彼岸頃には盛んな葉を見せています。この葉が秋に元気な花を見せてくれることを約束します。



イカリソウ ↓

今、「リーチ!」がかかり、本日中の開花となるようです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/14日 春が来た 花粉もピークが来た ISSも見た

2024-03-14 20:29:05 | 草花
花粉がたくさん飛んでいるようで、常にマスクを掛けて外に出るようにしていますが、そういうことは意味がないくらいに、
鼻と喉をやられてしまいます。
しかし、今がピークであり、物事には必ず終わりがありますので、気持ちをしっかり持って日を送って行くことにしています。
来週あたりはもう下り坂なのではないでしょうか。
しばらく楽をして、元気を回復して次なる「ヒノキ花粉」の飛来に備えたいと思います。

庭に出たらまずは雀の餌出し、それが済むと、本日は少々畑の土起こしと草引きをやりました。
しっかりと花粉の洗礼を受けていますので、鼻のムズムズが長引いています。

オキナグサ ↓

だいぶ花をつけた株数が増えてきています。

ミセバヤの新芽 ↓

こちらは冬の入り口に花を見ます。

サクラソウの新葉 ↓

4月中に花を見ることが出来る筈ですが、少しは勢いを取り戻したかな?

シャクヤク ↓

我が家に4種類くらいあるはずですが、植え替えをしたのでどの種類がどうなっているのか混乱しています。

クリスマスローズ ↓

やっとこの植物に相応しい季節になって来たのではないでしょうか。

フキの新葉 ↓

まだ日が浅くて、直径は精々500円玉程度しかありません。フキノトウの方は数が増えてきています。

シランの新芽 ↓

この草は強いですね。今ユウスゲと同じ場所にありますので、心配しています。やはり移植候補かな?

ワレモコウ ↓

今は亡き母が楽しみにしていたものですが、元気良く増殖していますので、大部分を違う場所に移植しました。

ネギ ↓

これは何ネギでしょうか? とりあえず「三河」ネギとしときましょう。(そんなブランドがあるかどうか?)

玉ねぎ ↓

わが山の神様の得意技で、この野菜がたくさん植えられています。

イカリソウの蕾 ↓

先日一輪だけ咲きましたが、こちらは予備軍です。




本日(3/14)の月 ↓

ISSを撮りに行って、空が暗くなってから撮りました。この時の月齢は4.0.。



ISS(国際宇宙ステーション)の航跡 ↓

日本時間3/12日の19時43分に古川さんらは「クルードラゴン宇宙船運用7号機(Crew-7)」にて無事に帰還を果たしたばかりでしたね。
(現地時間は午前5時47分)
これは本日(3/14)18時24分頃から見え始めたものを撮りました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/12日撮  久しぶりに見た月は三日月

2024-03-12 23:51:14 | 草花
新月の前から月の出るのが早朝にシフトしていてなかなか月を見る機会がありませんでした。
昨日(3/11)は月齢1日台の二日の月が見られるかどうか期待していましたが夕方から全天曇ってしまい、それが本日(3/12)
の朝からの雨になってしまいました。
しかし、その雨も夕方近くには止み、雨にたたられて一日腹ペコで過ごしたに違いない雀たちに餌を置いてから、空を見上げると、
未だ明るさのある西空に、細い月が見えていました。

細い月 ↓

これは三日月で月齢2.0になります。 久しぶりに見た月は随分細いものから始まりましたが、これで安心しました。



明るいうちに見ておいた花があったことを思い出し、その花のところに行ってみると・・・・

イカリソウ ↓

フラッシュを焚いて撮りました。この花は頂きもので、どうやら外国産の園芸種のようです。
頂いた方は先年お亡くなりになり、これは一種の形見の品となってしまいましたので、猶更大事にしなければなりません。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春が来ている 花粉もどっと

2024-03-11 14:25:59 | 草花
♪春浅し空また月をそだてそめ♪    久保田万太郎  
昨日(3/10)が新月で、これは見えないことになっていますが、その一日後の今日(3/11日)なら太陽の沈んだ場所よりもやや左の方角(ほぼ真西の方角)で地表すれすれを見るとごくごく細い月が見えるかもしれません。
これからは3/25日の満月に向かって上掲句のように月がどんどん”育って”いくことになるでしょう。

♪春浅し話せば涙またこぼれ♪    五十嵐哲也
今日は東日本大震災の13年目の節目の日でした、元旦の能登半島地震もそうですが、まだ行方不明者が見つかっていない状態で、悲嘆にくれて、諦めがつかない辛い状態の方がたくさん居られます。非力な小生ごときではどうこうして差し上げることもできませんが、せめても労わりの心だけは持ち続けたいと思います。

杉の花粉がたくさん飛んでいるようで、これは春と一緒にやって来たようですね。
拙庭の春もやっと本格化しつつあります。

フキノトウ ↓

また新しいものが出ていました。

シュンラン ↓

庭に何株かあるものすべてが、他所を向いて咲いています。

ツクシ ↓

まだ後発のものが残っていました。

オキナグサ ↓ ↓



オキナグサが今年初めての花を一輪だけ魅せてくれました。これからどんどん咲いてくれるでしょう。

ラッパ水仙 ↓

日本水仙からずいぶん遅れて、やっと咲いてきました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする