かりな♡ちゃん、ハイ!

花火屋さんからもらった仔犬は、やんちゃで受け口だけど出っ歯な、もとい立派な犬に成長しました。
でもかりなハイはやめて。

ヨーロレンサンダー

2021-08-30 04:40:00 | 可愛い編
朝に夕に雷が鳴り、かりなの気がふれる毎日…いい加減に解放してくれーっ!

かりなは雷が鳴る時以外は、時には腹天、時には飼い主の座椅子に、時には飼い主を枕に(だんだん腹立って来た)冷房の効いた部屋で安らかに眠られております(死んだように起きやしない
しかーし!
かりなは一転、雷の気配で…

♫かりなかりなかりなが雷で、かりなかりなかりなは気がふれる、かりなかりなかりなが凶暴化、かりなかりなかりなが大暴れ、誰も止められない(ゴジラのテーマ)

部屋中、無茶苦茶にしながら暴れるかりなを押さえつける際に、6箇所の引っ掻き傷、2箇所を咬まれ(甘噛みなんだろうけど打ち身になって腫れる)このままではいつか大怪我に繋がるだろう。
もう、保健所か、このまま一思いに殺るか?とまで追い詰められている。
でもでも、育て方が悪かったからだとしたら、飼い主のせい?それじゃ、飼い主が自害するか?切腹じゃ介錯いたせ!なんてね。
雷がならなきゃ我儘な食い意地の張った寝てばかりのぐうたら犬なのになぁ。

「かりなちゃん、ハイ」は、悲しい結末で最終回を迎えるかもしれない





おまけの話

夏の終わりが近づき、今年も幽霊など怪奇ものをテレビで見かける事なく過ぎて行く。
昔は、夏になると恒例の怖い話の特番があり、ワイドショーでも怖い話の特集をし、いつものドラマまで怖い話のストーリーだったりしたのに。

私も中坊の頃など、金縛りの後怖い体験をしたのだけど、それがレム睡眠の後の夢だと知り、幽霊なんてそんなものなのかな?なんて思いだした。
だけど、''出る''と言う姉の会社の玄関に入ったら床がフリャリと陥没した(実際は何ともなってなかったけど、未だにその感触が忘れられない)とか、実家で大きなラップ音を聞いたとか、視覚以外の感覚や聴覚の恐怖体験は、どう説明したらいいのか?

そして、私は妖怪を信じている。
だって…

「見たんだもん」

これは夢でも幻でもない、高三の冬1月の出来事である。
楽しかった高校生活が終わりを迎えるからか、みんな朝早く登校していた。
私も7時前に家を出て、田舎道を歩いて登校していた時の事である。
ふと、上を見ると長く白い布が、石垣の向こうの藪から風になびいていた。
シーツ?いやいや長すぎる。
ふんどし?の訳ないか。
そこは反り出した石垣の上に民家が建っていて、奥は竹藪が密集した山になっていた。
長く白い布はヒラヒラと石垣の向こうに入っていく。私は全速力でその布の元を確かめようと走った。
残念ながら長く白い布は、すでにそこには無く、竹藪がユラユラ冬の風に揺れているだけだった。

「あれは一反木綿だ!」

私は、走って学校へ行き、みんなに話した。
「一反木綿を見たよ!きっと大分からぬりかべに逢いに来たのを見てしまったんだよ」

もちろん、誰にも信じては貰えなかったのは言うまでもない






コメント
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