やっとやっとの雷が鳴らない一週間だった。
こみみ女王様
テレビやネットでの雷の予報に、ビクビクしながらではあったけど、かりなが暴れずに血を見る事なく一週間が終わった(台風来てるけど)
雷のせいか?かりなのお散歩嫌いが酷くなった。
玄関開けたら2分で帰宅だ。
「ウンチをしたら帰ろうね」
と、無理矢理引っ張って連れて行くと、本当にウンチをしたら、そそくさと踵を返して今来た道を走って戻って行く。
約束したから仕方がないけど、ウンチをしたいなら、お散歩に行けば良いのに…
最初から、何故「行かない」と言うのか?(態度で示すのか)
全く、訳の分からん犬である。
毎回、イヤイヤをする犬を引っ張りお散歩する、こっちの身にもなって欲しい。
虐待なんて言われないよなぁ
おまけの話
昔、こみみちゃんと言う猫を飼っていた。
世界一可愛い猫ここみの前に飼ってた猫だ。
(母の猫の名前は「みみみ」「こみみ」「ここみ」の順番だ…次は「こここ」かな?)
黒キジの可愛い猫で、誰にでも愛想の良い猫だった。
こみみとの出会いは、母が昔、管理人をしていた時の事だった。
燃えないゴミの収集の日で、私はお手伝いをしていた。
雨の降る4月の寒い日で、重いゴミを分別していた時、何処からか仔猫の「ニーニー」と言う声が聞こえた。
「お母さん、この声はまだ赤ちゃん猫の声だよ」
母と2人、仕事はそっちのけで仔猫を探す。
声のする植え込みから塀の上と、隈なく探したのに見つからない。
段々と仔猫の声が小さく途切れていく。
「早く見つけないと死んじゃうよ」
雨の音で聞き取りにくいが、声のする所は探し尽くした。
「まさか、缶入れの中?」
それは、自動販売機の会社が管理している、白い鉄網で円柱の飲んだ缶やペットボトルを捨てるゴミ入れだ。。
よく見ると缶やペットボトルに埋もれて、近くのスーパーの袋が捨ててあった。
母と私は、ウソやろ?と言いながら、埋もれたスーパーの袋を取り出し、雑に結んである袋を開けた。
そこにはゴミにまみれ、袋に溜まった雨に浸かり、まだ目も開いてない仔猫が、必死に生きていた。
慌てて、事務所に連れ帰りタオルで体を拭き、温めた。
モグラのように、まだ目も開かず、四肢もしっかりしていない仔猫が、小さな果物の入っていたカゴにタオルハンカチを巻き付け眠っている。呼吸をする度にお腹が動くので生きているとわかる。
姉に電話で知らせると、家にあった子猫用哺乳瓶と粉ミルクを持って来てくれた。
まだ、小さな赤ちゃん猫は哺乳瓶で飲ませるには小さ過ぎた。
「明日まで待つかなぁ?」
姉が母に覚悟をするように告げる。
母も私も、多分もうダメだろうと覚悟をしていた。
朝一番に母から電話。
「まだ生きてるよ。ティッシュにミルクを浸して口元に持って行くと吸ってくれたよ」
きっと、産まれてから初乳を飲んでいたのと、この子の生命力が強かったんだろう。
小さな体で一所懸命、生きようと鳴いて知らせたんだから。
こみみは15歳まで生きる事ができた。
うちで飼われて幸せだったかどうかはわからないけど。
寝る時は母や私の腕枕で眠り、時々、腕を吸って甘え、とても可愛い猫だった。
猫って可愛い
こみみ女王様
横になると腕の中に来るこみみさん
おまけ2
溜席の妖精がいなかった。
炎鵬もコロナのせいで休場。
秋場所、楽しくない