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「子育て支援と経済成長」 柴田 悠(京都大学院:准教授)

2019年11月18日 11時35分48秒 | ⑮読書&映画(所感)
※新聞報道、斜め読み-2
「子育て支援と経済成長」 朝日新書 著:柴田 悠(京都大学院:准教授)
・「保育サービス予算」支出GDP比1%アップで、女性労働力比率が1.21%アップ!
・「保育拡充・公共事業予算」1.1倍で、女性社会進出経済効果、約2.3倍にアップ!
との試算も出ているんだって?! 以下、主張ポイントを列記。
 
「規模的」にも大企業や長期雇用や社会保障が安定化せず、「時間的」にも短期契約&臨時職員&フリーターの増加等、又「空間的」にも働く場所として都市部&地方都市から農漁林工業まで、様々な形の小分散している。
よって是からの時代、「多拠点」「複数業務」「時間分散業務」・・・所謂「シエアエコノミー」の時代になるので、寧ろ積極的に、その方向を目指した方が良いのでは?・・・との大枠の意見であった。
 
●人材のシエアの在り様。
 ・団体的:一人の人材を複数の会社&団体等でシエアする。
 ・時間的:月~水/木~金の複数に分散し業務を実施し、人材をシエアする。
 ・空間的:住居も都市部と地方&田舎とか場所を変え、人材をシエアする。
 
 人材を分かち合う上で重要なことは、家族の枠組みを超えた“励まし合い、支え合う、地域コミュ二ティの存在”である。私たちが生きる世界には【俗な世界】と【聖なる世界】とがある。
論理性や合理性や利潤追求や社会体制の改革だけでは解決できないことに遭遇することも多々ある。その折に【聖なる世界】に接することで新たなる表現や発想を含め、社会への新たなる分野へのネットワークや視点が開ける場合がある。

今後、人生100年時代、死を意識する時間、苦しみに直面する時間も増ていき、その折に【聖なる世界】との繋がりは自分自身を豊かにするキッカケともなり、その価値を各人が社会還元する事で更に人生100年次代を豊かなものにしていけると思える。・・・との主張であった。
 
【所感】
 言われてみれば、我が友人知人で活躍されている方々は、殆どその様な働き方が殆どやなぁ~。振り返ってみれば、ISCクラブ関係者さえ、その様な仕事の仕方で皆生き生きと頑張っておられる方が多いのに気が付く。
 
 更に、社会保障費用の増加が、経済全体を圧迫している。
・・・との主張を真っ向から否定し、未来展望の為、寧ろ「社会保障関連」の拡充を図り、新時代の人財の多様性と特質を大いに活かす社会を目指すべきとの主張は非常に納得できるし寧ろ積極的に目指すべきであろう。
 
 私達クラブでも今後、多種・多様な人材群の結集が求められている。
更に、多くの諸団体との連携を図り、Win-Winの関係強化と壮大なネットワーク構築を図るべく計画もしている。
 
『力の闘争は、偉大なるものを創る。 しかし、力の結合は、より偉大なものを創り成す!』(シラー:ドイツ詩人)
 
『新しい道などないのだ。 あるのは、ただ、新しい歩み方だけだ。 そして、私が学んだ最も大切なこと。 それは、我が命が尽きる前に、変えるべき事を、変える為に行動する事である。』(チアゴ・デ・メロ:ブラジル詩人) ・・・とか。
 
・・・今後どの様な方々と出会えるか、今から非常に楽しみでもあり、ワクワク感で一杯になる。
なぁ~んか、斜め読み程度やが、朝から元気になる感じ! ガンバ! 


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