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徹底した奉仕の精神を持った、本物の政治家よ出でよ! 上杉鷹山

2014年08月27日 09時25分37秒 | ⑮読書&映画(所感)

2014年 8月24日

“卑しくも政治家を志す者は、先ずもって徹底した奉仕の精神を持て!” 

民衆への、地域住民への、徹底した奉仕の精神無き者は、政治の世界から去るべきである!

【伝国の辞時】
 ●国(藩)は先祖から子孫へ伝えられ、我が私物ではない。
 ●領民は国(藩)に属し、我の私物ではない。
 ●国・国民の為に存在行動するのが君主で有り、君主のために国・国民が有るのではない。
  ・・・鷹山が次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した3条からなる藩主としての心得である。 

  因みに、1961年第35代米国大統領に就任したジョン・F・ケネディが最も尊敬政治家として上げた人物が上杉鷹山であったとか。  天明大飢饉・東北地方を中心に餓死者が多発した折、非常食の奨励など対策に努め、自らも粥を食して倹約を行い、更に藩校・興譲館を再興させ、藩士・農民など身分を問わず学問を学ばせ藩財政を立ち直らせた。

 ある日、干した稲束の取り入れ作業中に夕立が降りそうで、手が足りず困っていた老婆が、通りかかった武士二人が手伝ってくれ大いに助かり、お礼の福田餅を持って伺ってみると、通された先にいたのは藩主治憲であり、お殿様であったので腰が抜けるばかりにたまげ果てた上に、その勤勉さを褒められ褒美に銀5枚まで授けられた。・・・とか。 

更に公娼制度の廃止にも取り組んだそうである。 
正しく凄い人物である。 上杉鷹山の名言と言われる

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」  ・・・ホンマやなぁ~。

 「上杉鷹山・童門冬二」読了!
再び鷹山に学ぶ、なみだ・ナミダ・涙の感動の5日間であった。

 夜中、一人で感動し泣いとるオイラの声に、起こされた家内が曰く。 
『もう~どうしたとぉ~、一人で感動して、夜中に起こさんでぇ~、もう~どんだけぇ~!』・・・だって。



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