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桜花爛漫の季節、今新たなる分野への挑戦!

2010年03月27日 14時55分00秒 | 不合理・非条理の世界を撃つ!

2008.04.01 

桜花爛漫の季節、今新たなる分野への挑戦!  

 桜花爛漫、草木の若芽もグングン延びて全てに進取の気概を感じる素晴らしい季節ですね。  

 さて私事ですが、この3月末日を持ちまして公民館館長を辞職致しました。
役職を持つほんの一部の方々よりやりすぎである旨の批判的ご意見も承りましたが、それにも弥増す多くの方々の激励と感謝の声に励まされ何とかこの三年間、思う存分進取の気概をもって、新規事業にも取り組む事ができました。 

 九大USIこどもプロジェクトのご協力により≪旅する絵本展≫及びPLANET-Qとの連携で≪親子科学工作教室・ロケット≫を3年連続開催。 九大留学生との交流による料理教室≪異文化交流会≫及び、地域の出演者70名を超える方々による≪芸能演武祭≫を二年間連続開催できました。 その他、九大・教授との連携で≪土曜サロン・大人の井戸端会議≫を連続9回開催。 桜野便りの内容拡充(写真報告増加によるA3見開き版)に努めると共に、新規サークルとしてパソコン教室、フラダンス教室、3B体操、卓球教室の立ち上げのサポートをする事もできました。 今後とも各種事業、及各サークルの益々の発展を心から祈っております。 各関係者の皆様、大いに楽しみながら頑張ってくださ~い。 

 地域の皆様のご協力も有り、お陰様で、『初めて公民館に来たよ!』 『何年ぶりかいなぁ~?』 『此の頃、いつもなぁんか有り様ね!』 『きやすくなったぁ~』 『こんなに使いやすい公民館なかなか無いですよ!』 ・・・とかの嬉しいお声をかえていただましたよ。 

 逆にある地元有力者?(役職関係や公僕)の方より 『あの館長なんとかできんかいなぁ~』 『なんとか辞めさせられんかいな。』 ・・・とかの声が役場役職者へ訴えられている旨、地域の方々から聞き及びました。 

 そんな中、ご理解いただいた教育委員会の方々や多くの区長さん方の支えとご助言もあって、本来一年で止める寸前だったところを、なんとか三年間も持ちこたえさせていただき、且つ全力で取り組む事ができましたこと、支援いただいた関係者の皆様方へ心から感謝申し上げます。 本当に有難う御座いました。 

 今年1月頃からは、4組のサークル等メンバーが何回か訪れ 『何とか辞めるの辞退できんと?』 とか、なんで辞めさせるとか!との 『署名運動起こすけん!』 或いは 『嘆願書作成して役場へ提出するから!』 とか、 『若手を集めてて町長と交渉しょうか?』 ・・・とか、本当に有り難いお声を直接頂戴致しました。 その都度、 『止めてください。 そのお心だけ有り難く受け止めておきますので・・・。』 と述べて今日に至りました。 

 就任当初より三年間が勝負であると心に決め、総仕上げするとの思いで取り組んで参りましたので、その意味からも何ら悔いは有りませんし調度良い潮時かなぁ~とも思っております。 

 又、一年前に県及び町より≪アンビシャス広場≫への参加要請検討依頼が有りまして、随分悩み且つ検討して参りました。 学校長始め、PTA関係者、そして多くの地域ボランティアの方々や各種各部門の指導者の方々にご相談し多くの方から是非実施すべきである旨のご返事をいただきましたが、本件を実施するゴーサインを出せば、公民館事業における稼動の逼迫は目に見えておりました。 

 そんな中 「個人的に出来るかどうか?・・・でなく、地域の為に必要であるかどうか?」 を判断基準としつつ、敢えて地域及び公民館の活性化と子ども達の成長を願って、開催へ一歩踏みきりました。 

 この間様々な批判やご意見、そして賛同の声もいただきつつ、学校関係者並びにPTA関係者の皆様を始め、多くの意識ある住民の方々の声援に支えられてなんとか激闘の一年間、全ての事業を無事故で大成功裏に終了する事ができました。 

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 大詩人:ゲーテはイタリア・フイレンツェにあって「我が故郷の為に!」「愛する祖国の自立と独立の為に!」と断固たる闘志を燃え上がらせて、故郷を支配しようとする勢力の動きに対し頑強に反対し抵抗。 しかしダンテが故郷を公務で離れた隙に政治勢力と宗教勢力が結託し事実無根の罪をでっち上げ追放したのである。後56歳の死に至るまで二度と故郷の土を踏む事はなかったという。

この経験を通じ「何故この世界では悪人がもてはやされ、我が物顔にのさばっているのか?」「一体人の世に『正義』はあるのか?」と思索。やがてフイレンツェの権力グループから「金銭を払う」等の屈辱的条件に従えば、帰国を許すとの提案がなされます。 しかしダンテは二度にわたって断固と拒絶。・・・後に彼は、詩で歌う。 

「沈黙することは、その敵に我が身を結びつける程の卑しい下劣さである。」「太陽や星や光を仰ぐことは、私にはどこにいてもできるではないか。天下至るところ、甘美なな真理について瞑想する事は私にはできるではないか。」・・・そして「傲慢な者とは最後まで戦い抜く事だ!」と決意する。

         (以上、紙上報道より一部抜粋。)

 

  元より到底、比肩すべき事でも無く、比ぶるべきも無い事であるが・・・。一先哲の事例として、我が身の自戒としつつ今後も進んでいきたいと思っております。 

「讒人(ざんにん)、世に在(あ)るは古(いにしえ)も今の如(ごと)し」(高杉晋作) 卑劣な讒言で人を陥れる人間が世にはびこるのは、昔も今も同じである。・・・とか。こそこそと裏で蠢(うごめ)き回る連中など、大いに笑い飛ばしながら、我が道を進み征くのみ!   寧ろ我が身の誉れとも思って、新たなる戦野へと決然と進んでゆく覚悟である。 

  

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  県青少年科学館、マリンワールド、ライフセービング・ミニサーフイン、銀河の世界・天体観測、創作絵本つくり、わらべ歌遊び、リズム遊び、卓球教室、料理教室、ケーキ教室、ロケット工作教室、陶芸教室、パソコン講習等々・・・多種多彩なプログラム講習:42回、フリータイム:30回、合計72回の開催で親子1,000名を超える方々の参加となり、多くの子ども達や保護者から喜びの声をいただきました。 今まで支援いただいた皆様方に対し、心から感謝申し上げます。 誠に有難う御座いました。 

 先日、予想だにしなかった子ども達による「お別れ会」をしていただきビックリ! 歌や手つくりの絵手紙を貰いました。 その後数回にわたって入れ替わりで子ども達が手紙を添えて手作りケーキ  や作品  をプレゼントに公民館を訪ねてくれました。 

『昨夜は悲しくてフトンの中で泣きました。』 ・・・とかの手紙には、頑固なヒゲオヤジも流石に泣けて  クスン! この三年間は決して無駄ではなかった。・・・との感動と感謝の思いで一杯になりました。 みんなぁ~、本当にア・リ・ガ・ト・ウ~! オイラも頑張るから、みんなも頑張ってね~!  

 この三年間、兎も角、目の前の事業に全力で取り組む事ができ、何ら悔いは有りません。 今後如何なる分野へ進むとしても、同じく地域の活性化と人材の育成へ全力で、蹲踞の姿勢を持って取り組んで参る所存です。 皆様方の変わらぬご指導とアドバイスを心からお願い申し上げます。 

 “吹かば吹け 立つなら起てよ 荒浪よ 汝の力 我と試さん。”

 “この年からは、負けるまい 恐れまい 白雪の王者 富士の如くに
           寒風も烈風も おもいっきり受けながら 毅然として 動じまい。”
 

我が恩師の詩歌に想いを託し、今後とも精進して参ります。 皆様方のご多幸を心から念じつつ感謝の言葉とさせていただきます。 誠に、誠に、有難う御座いました。  

 2008年 4月 1日  我が胸中、天空共に、一点の曇り無し! 快晴也!  

                  イヤ~、ホント、楽しかった~。 



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