アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

おじの通夜にて

2008-12-12 | Weblog
 おじが亡くなった。



 80歳。

 母の姉の夫。


 おじの息子は私の3歳上の従兄弟。私にとっては兄のようだった。


 そう育てられた。


 従兄弟は勉学優秀、性格強烈。

 近所の子どもたちを付き従わせていた。

 キャラ的に「支配層」だった。

 私は、近所の子どもたちからその「弟」として見られていた。


 そういう事情もあり、おじは「父」のような面もあった。



     ◇


 おじの死に際して、激烈な悲しみはない。


 しかし、事実としては、なんとなく実感できない。


     ◇


 私は、過去のいくつかの経験から、悲しみを感じる機能を閉鎖する能力を得た。しかし、今回はその機能を使ってはいない。

 悲しくはない。

 身内が死ぬたび、いちいち悲しんではいられない。


 ただ、さびしい。


 おじちゃん、ありがとうございました。



     ◇

 きょうの通夜では、いままで会ったことのなかった親せきたちや、その子どもたちに会えた。

 近しくはないが、同じDNAを感じる。「ファミリー」を感じた。


 亡くなった人は、親類縁者をめぐり合わせる、そんな機会をつくってくれる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 引っ越した | トップ | 便利、すぎれば、不便 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事