「美味しんぼ」の企画者たちは、ほくそ笑んでいることだろう。
「NHKの全国ニュースでも取り上げてもらっちゃったよ。次号は増刷、増刷、大増刷だ!」
前回ブログで「美味しんぼ」について書いたあと、世間の反応はどんなものかと、ネットを見てみると、こんなに騒ぎになっているのかと初めて気づいた。
で、きょう5月12日。午後のNHKラジオでも、午後7時からのNHKテレビでもやっていた。
さて、その内容は…。前回と同じく、うそばっかり。
とにかく、取材が少な過ぎ。最小限の取材で最大限の意見を述べようとする。前双葉町長の退任のくだりも、100の事実のうちの1だけを切り取って、「町議会が悪い」という論調を構築してしまっている。
発行部数のみを求める出版社ならば、企画は成功したかもしれない。が、出版社として最も優先すべき真実を追求する姿勢を捨ててしまっている。
ともかく、ひどいねつ造である。
まぁ、一番のねつ造は、井戸川さんの顔ですな。あんな紳士づらじゃないって。
しかし、リタイアした人間とはいえ、田舎者の井戸川さんを引っ張り込んでねつ造の片棒担がせて、罪つくりなことしますね、雁屋さん。ほんと、自己マン人間だわ、あんた。
次号、「原発報道の風化に対して、一定の歯止めの効果はあったと確信している」ってなコメントを出すんなら、少しは良心が残っていたのかな、とも思いますけど…。
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