連休明け ～嗅覚的に～

　ゴールデンウイークが終わった。


　５月２、３、４、５日の４連休だったが、４日の午前中に市内の山間部にある「石筵（むしろ）ふれあい牧場」に出掛けただけ。のんびりして、いい連休だった。

　４日間、一滴もビールを飲まなかった。３日以上ビールを断ったのは、骨折で入院したとき以来、５年ぶりのこと。



　４日間とも、朝は午前６時前に起きて自宅前の公園で息子と遊び、昼食後は公園を見渡すベランダに出て本を読んだ。

　バイオリンも弾いたが、さすがに家の中に引っ込んで、窓を閉め切って、弾いた。

　夜は、午後９時前には床に就いた。


　仕事絡みの電話もなく、穏やかな気持ちを維持できた。こんなに長時間、携帯電話が鳴らなかったことはこれまで経験がなかった。

　現在の職場に移ったんだということを再認識させ、同時に、携帯電話のない生活の素晴らしさを実感させた。



　きょう、５月６日。

　午前７時過ぎ、息子も含めた黄色一色の「一年生カナリア軍団」がガヤガヤと、というより、キャピキャピと、自宅前に集合してきた。

　「きょうは休みではないぞ」。視覚的に、かつ、聴覚的に、連休明けをにぎやかに教えてくれる。

　で、出勤。社屋に入ると、４日ぶりの煙草の臭い。こちらは嗅覚的に連休明けを実感させてくれた。

　本当、きのうまでの４日間は、ゴールデンな日々だったのだなぁ。