土曜日、夕方の散歩の道すがら、お気に入りの居酒屋に寄った。
息子を早めに寝かしつけたいからどこかで時間をつぶしてきてくれと、妻に5000円を持たされ、外に出た。
◇
この日、息子は昼寝をしなかったので、いつもより早く寝かさなくてはいけなかった。
が、私がいるといつも「たたかい」をしたくてしたくて、興奮して寝ようとしない。眠くてふらふらしているくせに「たたかいしよう。ゴー、オーン」と叫ぶ。
◇
彼にしてみれば、せっかく遊び相手がいるのに眠るなんて言語道断、もったいない。眠るなんて、時間の無駄なのである。
体に無理をかけてでも、体に悪くても、遊びたい。
◇
ちなみに、最近はいつも息子が「ゴーオンジャー」の役。私はその敵キャラのボスの「ガイアーク様」である。しばしば「ガイアーク様」の部下である「ヨゴシタイン博士」も務めている。
この悪の組織、地球を汚すことが目的らしい。組織の中の紅一点の女性幹部の名前が出色である。「ケガレシア姫」だ。
この脚本つくってるヤツ、仕事が楽しいだろうなぁ。
私的には、ディズニーのキャラより数段、上である。
◇
居酒屋はカウンターだけで、全部で10席。
知り合いの社長さんが、ほろ酔いでいた。ここのママさんを含む友人たちとのゴルフの帰りらしい。しばらく歓談し、彼は午後7時過ぎに帰宅した。
カウンターには、私のほかに3組の客が残った。
◇
3人の家族連れ。やはりどこかの会社の社長さんのご主人と、奥さん、小学2年生の一人娘。けっこう年を取ってからの娘のようで、両親がとてもかわいがっている様子。
男女の2人連れ。相当に日焼けしており、「月山にはまだ雪があった」などと話している。登山愛好家かな。
もう1組は、50歳くらいのオヤジ2人と、真ん中に中学生くらいの男の子。オヤジのうちの一人が父親のようだ。
両脇のオヤジは幼なじみのようで、大きな声でかなり「直球のみ」のジョークを言い合っている。はさまれた中学男子は、それでも結構オヤジたちの話に耳を傾けてあげていて、ジョークの合間に料理を急いで食べていた。
三者三様。みんな幸福そうである。
◇
この日は、午前中は息子の保育所の参観日で、午後は少し会社で仕事をした。
自身のヴァイオリンのレッスンと息子とのプールがなかった分、いつもよりかなり落ち着いた土曜日だった。
◇
夕食の代わりということもあって、いつもより多い料理を頼んで、一人で本を読みながら、うまい料理を食べ、うぐうぐとビールをのどに流し込んでいた。
3杯目あたりから、意識が茫漠としてきて、本を閉じた。
3組の客の話声は、いよいよにぎやかになってきた。耳には入ってくるが、内容までは脳に届かない。
ただ、声色から全員が上機嫌であることが分かった。
◇
なんだか、いい酒であった。
息子を早めに寝かしつけたいからどこかで時間をつぶしてきてくれと、妻に5000円を持たされ、外に出た。
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この日、息子は昼寝をしなかったので、いつもより早く寝かさなくてはいけなかった。
が、私がいるといつも「たたかい」をしたくてしたくて、興奮して寝ようとしない。眠くてふらふらしているくせに「たたかいしよう。ゴー、オーン」と叫ぶ。
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彼にしてみれば、せっかく遊び相手がいるのに眠るなんて言語道断、もったいない。眠るなんて、時間の無駄なのである。
体に無理をかけてでも、体に悪くても、遊びたい。
◇
ちなみに、最近はいつも息子が「ゴーオンジャー」の役。私はその敵キャラのボスの「ガイアーク様」である。しばしば「ガイアーク様」の部下である「ヨゴシタイン博士」も務めている。
この悪の組織、地球を汚すことが目的らしい。組織の中の紅一点の女性幹部の名前が出色である。「ケガレシア姫」だ。
この脚本つくってるヤツ、仕事が楽しいだろうなぁ。
私的には、ディズニーのキャラより数段、上である。
◇
居酒屋はカウンターだけで、全部で10席。
知り合いの社長さんが、ほろ酔いでいた。ここのママさんを含む友人たちとのゴルフの帰りらしい。しばらく歓談し、彼は午後7時過ぎに帰宅した。
カウンターには、私のほかに3組の客が残った。
◇
3人の家族連れ。やはりどこかの会社の社長さんのご主人と、奥さん、小学2年生の一人娘。けっこう年を取ってからの娘のようで、両親がとてもかわいがっている様子。
男女の2人連れ。相当に日焼けしており、「月山にはまだ雪があった」などと話している。登山愛好家かな。
もう1組は、50歳くらいのオヤジ2人と、真ん中に中学生くらいの男の子。オヤジのうちの一人が父親のようだ。
両脇のオヤジは幼なじみのようで、大きな声でかなり「直球のみ」のジョークを言い合っている。はさまれた中学男子は、それでも結構オヤジたちの話に耳を傾けてあげていて、ジョークの合間に料理を急いで食べていた。
三者三様。みんな幸福そうである。
◇
この日は、午前中は息子の保育所の参観日で、午後は少し会社で仕事をした。
自身のヴァイオリンのレッスンと息子とのプールがなかった分、いつもよりかなり落ち着いた土曜日だった。
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夕食の代わりということもあって、いつもより多い料理を頼んで、一人で本を読みながら、うまい料理を食べ、うぐうぐとビールをのどに流し込んでいた。
3杯目あたりから、意識が茫漠としてきて、本を閉じた。
3組の客の話声は、いよいよにぎやかになってきた。耳には入ってくるが、内容までは脳に届かない。
ただ、声色から全員が上機嫌であることが分かった。
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なんだか、いい酒であった。
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