ようやく休みが取れた。
29、30日の月、火曜日を連休にして、家族と一緒に過ごした。
実感。
いや、「体感」といっていい。
アタマではなく、カラダが感じた。
「やっぱり家族は一緒にいるべきだ」。
月曜日。
福島で残務をこなして、午後に郡山の息子の通う保育園へ。
息子は、園庭で遊んでいた。
私を見つけると、「おとうさーん!」とダッシュ。
そして私に向かって、全速力でダイビング。
また、重たくなった。
一緒にご飯を食べて、風呂に入って。
妻の帰宅前に寝た。
翌日早朝まで、約10時間。
抱き合って眠った。
途中、息子の寝相の関係で、私は何度かは起きたのだが。
翌火曜日も午後の早い時間帯に息子を迎えに行って、郡山市が運営している「ニコニコこども館」に遊びに行った。
4月に開館したばかりなので、今春単身赴任した私は初めて訪れたことになる。
「ここは図書館、ここはシアター、ここは遊ぶところ、ここは大人の人が相談に来るところ」。
息子は次々と私に教えてくれた。
充実した「子育て支援総合施設」である。
でも、実はね。
お前が生まれるちょっとだけ前まで、ここはお母さんの勤務先が運営していたホテルだったんだ。
お前がおなかにいたころ、お母さんは当時は遠くにあった家には帰れなかったから、ここにひとりきりで泊まって仕事に通っていたんだ。
お父さんも週末にはお母さんを迎えに来ていたんだ。
お母さんのおなかがどんどん大きくなっていた3ヶ月間くらい。おまえは、実はお母さんと一緒にこの建物で暮らしていたんだ。
お母さんは今でも言うよ。
この建物の食堂でひとりで食事をしていると、周りの人が不思議がっていたんだってさ。
だって、おなかの大きな女の人が、毎日、ひとりぽっちでご飯を食べているんだもの。
おかあさんは、さびしくて、仕事も大変で、すごくつらい気持ちになったことも何度かあったんだってさ。
でも、大きくなったおなかをさすって、中にお前がいることを確かめて「なにがあってもがんばろう」と思っていたんだってさ。実はね、このころ、もうおまえの名前は、お父さんとお母さんで話し合って決めていたんだ。
おまえの名前を心の中で何回も何回も呼びながら、お母さんはがんばったんだってさ。
そして、おまえは、おなかの中から元気いっぱいにキックして、お母さんを励ましてあげたんだって。
妻が長期宿泊していた部屋は、「こども図書館」の一角になっていた。
当時、まだ生き物の形を成していなかった息子。それがいま、走る。跳躍する。
来年は一年生だ。
火曜日の夜は、みんなで食事に出かけた。
妻は大変だった仕事はひと段落して、ボーナスが入ったと安堵していた。
帰宅後、息子と私で初めてヴァイオリンを合わせた。
まだ、お父さんのほうが少しだけ上手かな。
1曲合わせたあと、息子は通常の練習に。
8分の1ヴァイオリンを使っているのだが、フォームが一定していない。
楽器や弓の持ち方など、簡単なコツだけ私が教えた。
あとはいつも相手をしている妻に任せた。
でも、厳しいなぁ、女は。
もう眠い息子に対して、妻は「できるまではダメ」。
息子は泣きながら練習していた。
おれには、できん。
この日も約10時間、抱き合って眠った。
そして明けてきょうのあさ。
体調が良くなっていた。
溜まった疲れが抜けない、という日が続いていた。
少し、将来の健康に不安も感じていた。
しかし、家族で過ごしたこの2日間で相当に持ち直した。
経費的な面なんて、けちくさいことではない。
カラダが一番に主張している。
「家族は一緒にいるべきだ」。
ただ、あと2年くらいで確実に抜かれるな。
ヴァイオリンは。
あの厳しさは、おれには耐えられん。
今回の息子には、ホルストの「木星」がすごく合うのだ。
ロンドン・フィルのやつ。
親ばか、だよな。
でも、ホルストの音楽って、子育て、特に、男の子の育ちにすごく合うんだよ。
音楽って、子育てに符合する面、多い。ホント。
29、30日の月、火曜日を連休にして、家族と一緒に過ごした。
実感。
いや、「体感」といっていい。
アタマではなく、カラダが感じた。
「やっぱり家族は一緒にいるべきだ」。
月曜日。
福島で残務をこなして、午後に郡山の息子の通う保育園へ。
息子は、園庭で遊んでいた。
私を見つけると、「おとうさーん!」とダッシュ。
そして私に向かって、全速力でダイビング。
また、重たくなった。
一緒にご飯を食べて、風呂に入って。
妻の帰宅前に寝た。
翌日早朝まで、約10時間。
抱き合って眠った。
途中、息子の寝相の関係で、私は何度かは起きたのだが。
翌火曜日も午後の早い時間帯に息子を迎えに行って、郡山市が運営している「ニコニコこども館」に遊びに行った。
4月に開館したばかりなので、今春単身赴任した私は初めて訪れたことになる。
「ここは図書館、ここはシアター、ここは遊ぶところ、ここは大人の人が相談に来るところ」。
息子は次々と私に教えてくれた。
充実した「子育て支援総合施設」である。
でも、実はね。
お前が生まれるちょっとだけ前まで、ここはお母さんの勤務先が運営していたホテルだったんだ。
お前がおなかにいたころ、お母さんは当時は遠くにあった家には帰れなかったから、ここにひとりきりで泊まって仕事に通っていたんだ。
お父さんも週末にはお母さんを迎えに来ていたんだ。
お母さんのおなかがどんどん大きくなっていた3ヶ月間くらい。おまえは、実はお母さんと一緒にこの建物で暮らしていたんだ。
お母さんは今でも言うよ。
この建物の食堂でひとりで食事をしていると、周りの人が不思議がっていたんだってさ。
だって、おなかの大きな女の人が、毎日、ひとりぽっちでご飯を食べているんだもの。
おかあさんは、さびしくて、仕事も大変で、すごくつらい気持ちになったことも何度かあったんだってさ。
でも、大きくなったおなかをさすって、中にお前がいることを確かめて「なにがあってもがんばろう」と思っていたんだってさ。実はね、このころ、もうおまえの名前は、お父さんとお母さんで話し合って決めていたんだ。
おまえの名前を心の中で何回も何回も呼びながら、お母さんはがんばったんだってさ。
そして、おまえは、おなかの中から元気いっぱいにキックして、お母さんを励ましてあげたんだって。
妻が長期宿泊していた部屋は、「こども図書館」の一角になっていた。
当時、まだ生き物の形を成していなかった息子。それがいま、走る。跳躍する。
来年は一年生だ。
火曜日の夜は、みんなで食事に出かけた。
妻は大変だった仕事はひと段落して、ボーナスが入ったと安堵していた。
帰宅後、息子と私で初めてヴァイオリンを合わせた。
まだ、お父さんのほうが少しだけ上手かな。
1曲合わせたあと、息子は通常の練習に。
8分の1ヴァイオリンを使っているのだが、フォームが一定していない。
楽器や弓の持ち方など、簡単なコツだけ私が教えた。
あとはいつも相手をしている妻に任せた。
でも、厳しいなぁ、女は。
もう眠い息子に対して、妻は「できるまではダメ」。
息子は泣きながら練習していた。
おれには、できん。
この日も約10時間、抱き合って眠った。
そして明けてきょうのあさ。
体調が良くなっていた。
溜まった疲れが抜けない、という日が続いていた。
少し、将来の健康に不安も感じていた。
しかし、家族で過ごしたこの2日間で相当に持ち直した。
経費的な面なんて、けちくさいことではない。
カラダが一番に主張している。
「家族は一緒にいるべきだ」。
ただ、あと2年くらいで確実に抜かれるな。
ヴァイオリンは。
あの厳しさは、おれには耐えられん。
今回の息子には、ホルストの「木星」がすごく合うのだ。
ロンドン・フィルのやつ。
親ばか、だよな。
でも、ホルストの音楽って、子育て、特に、男の子の育ちにすごく合うんだよ。
音楽って、子育てに符合する面、多い。ホント。
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