まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.690 奈良交通62番系統(後編)

2017-03-09 09:14:17 | バス
おはようございます。





今回はバス路線巡りと言うことで、天理駅から桜井駅間で運行されている62番系統の後編をお送りしていきます。前編では天理市内のJR万葉まほろば線と山の辺の道を沿う部分ののどかな風景の中を走りましたが、その風景はまだまだ続いていくこととなります、では前回の続きから行ってみることとしましょう。









まずは古墳の風景から、前回は柳本バス停まで来ましたが、この辺りはたくさんの古墳が国道169号線の東側に点在している。少し紅葉がかかった緑色の山をバックに緑色の古墳が曇り空の下でいい感じに映えている、天皇の名前を冠した大きな古墳が大きく立ちはだかる風景はまさに古代のロマンを感じる所、ここに天皇に敬意を払った形で古墳が造営されたと言うことは、やはりあの女性の想いがこの地に残っていたからだろう。あの女性、と言うのはもちろん「卑弥呼」のこと、そうです、この辺りからが邪馬台国があったとされる場所です、その中心となった場所はもう少し南側の辺り、行ってみることとしましょう。









・・・なんて書いたら、九州説を唱えている人たちから「勝手に断言すな、素人が!!」なんて言われそう。そう言えばこの間の『空から日本を見てみよう』では邪馬台国は大和郡山にあったと言うようなことを言っていた、でも自分(一人称)はこれから通る地、纏向と言う場所にあったと信じたい・・・と言うことでその場所へとやって来ました。天理市から桜井市へと境界線を跨いだ所、JR巻向駅の最寄りとなる巻の内バス停を過ぎると高架橋でJR線を越える、この時JR線の横を沿った道を一緒に飛び越えるがこの道が上ツ道、奈良から南へ伸びてきた道は往時はお伊勢さん参りにも利用された道、と言うのはもうここではしつこいくらいにお伝えしています。その上ツ道と国道に挟まれるようにして大きく立ちはだかるのが倭迹迹日百襲姫命太市墓、長ったらしい名前でしかも読めない、簡単に言うと箸墓古墳です。一説にはこの古墳が卑弥呼の墓とも言われているが、自分(一人称)はその説は支持できないなあ、何でかって言われると端的に説明はできないが、この古墳が卑弥呼のものであってほしくないと思うのもまた古代のロマンゆえなものかも知れない。最寄りとなるのが最後の写真にある箸中バス停、バックに箸墓古墳がそびえる風景はなかなか絵になると言った感じ、そして前方には巨大な鳥居が見えている、この先はいよいよ三輪の界隈へと差し掛かって行きます。










と言うわけで三輪参道の入口、鳥居の足元へとやって来ました。すみませんねえ、鳥居は写真に撮らない主義なので、ここに貼った写真からはこの辺りが名高い神社がある感が全くしないものとなってしまっています。2枚目の写真にあるバス停が大神神社への最寄りではあるが、参拝のお客さんはだいたいが車か電車利用で、バスを利用する人はほとんどいない感じ。自分(一人称)は子供の頃、この神社に初詣に来たことがあるが、普通は電車(その頃は汽車と言ってた、ディーゼルカー)で行くところが、その時は自分(一人称)がバスで行きたいと言ったとかでその頃はまだ奈良駅から直通で大宇陀、菟田野町まで走っていたバスに乗車、しかし案の定三輪の手前で大渋滞に遭ってしまい、いくつか手前のバス停で下りてそこからは歩いて大神神社まで行ったと言う記憶がかすかに残っている。今はもうほとんど利用されなくなった感があるバス、状況は厳しいだろうがここはもう一度復権を願って奮起してほしいところである。
三輪界隈を過ぎるともう桜井市の中心地は近い、中和幹線を越えて桜井市役所の前を過ぎるとここまで道なりだった経路は、天理駅を出てすぐ以来の直角の曲がりを二つ過ごして近鉄桜井駅前へとたどり着く。桜井駅は近鉄とJRが隣り合う大きな駅でバス乗場も北と南の両方にあるが、北口から出るバスは幹線としては今回走った天理からの路線だけで、後は近くの町や山間部へと向かうコミュニティバスばかりになっている。これは寂しい状況かも知れないが、考えようによっては小さなバスでも路線が保たれているのはありがたいことかも知れないし、これからのバス路線のあり方、生き残り方を示しているかも知れない。各所で廃止が相次ぐバス路線が多い中で地道に人の足として役立ってくれているコミュニティバス、この先も頑張って活躍していってほしいと言ったところです、と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち


No.689 たつのの旅(6)・室津、後編・町並編

2017-03-08 10:11:32 | 旅行記
おはようございます。


今日は朝からこの間録画しておいた映画『海難1890』を見たのですが、やあ~、これは映画館で見なくて正解だったわ。もし映画館で見てたら大変なことになってたかも、とにかく泣けて泣けて仕方なかった、こりゃ部屋で一人でグショグショになりながら見るのが正解でした。エルトゥールル号遭難事件は以前串本を旅した時に知りました、そして日本とトルコが友好な関係にあることも。串本が舞台と言うことでその出来事で終わるのかと思ったら時間はまだ余っている、そして95年後、イランイラク戦争時にあった邦人救出劇編のエピソードへとつながっていく。二つの出来事が直接つながった形では描かれていないが、後半の事件ではトルコ政府の決断が日本人の命を救ってくれたと言うことで、人の命には国境はないものなんだなと思い知らされるような内容でした。そのトルコ政府の決断をトルコ国民が絶賛したと言うことで映画は終わりを迎えたが、果たして日本が同じ立場になった時の安倍首相はそれだけの決断ができるのかと思ってしまった。映画ではテヘランに残された日本人を日本政府は半ばに捨てるような感じで描かれていました、国は何やかんやでなかなか重い腰を上げない、それは30年経って変わっているのか変わってないのか・・・まあ、今は日本がそんな立場にないから政府も呑気に豊中の土地がああとかどうとかで言い合いしている感じ、これが3年後にオリンピックで世界中から注目を集めることになる国の姿なんでしょうかねえ。この間質問に立っていた、あれ昔朝ドラで『海難1890』の主演、内野聖陽のライバル役で出ていたんですよ、それが今は片や大河主演を経て日本を代表する俳優であり、片や国会議員として議会に立っているわけですが、しょーもない言葉で延々と首相を攻撃して周りからもあきれ返られてしまう始末、本人はカッコええつもりでいたかも知れないがテレビを通じて全国に恥をさらしているだけやないの・・・って映画の話はほんのまくらで終わらせるつもりだったのにまた長く待ってしまった、いい加減本題へと行きましょう。














播磨たつのの旅、今回は前回に引き続き室津編、前編では主に漁港の風景をお伝えしましたが今回は町並の風景の中を行ってみようと思います。まずは漁港の一番端に当たる所から、灯台が先っぽに立つ突堤には釣りをしている人たち、穏やかな天気と穏やかな時の流れにしばし身をゆだねていたい気もするがそうもしていられない、さてと折り返して民家が建ち並ぶ中を進んで行くことにする。












漁港から1本内側に入った道は港湾に沿う形で町並が軒を為している、タイル張りにされた道、真っ直ぐな所はほとんどなく、古い建物は旧街道の雰囲気を存分に漂わせている、ここもまた時間の流れを忘れさせてくれる風景だ。室津は江戸時代には交通の要所であり、この辺りは大きな宿場町だったと言う、その名残が今も引き継がれるようにこの風景に残っている。前にここに来たのはもう3年以上も前のこと、また近いうちに来ようと思いながら後にして、結局それから今まで来ることができなかった、今度はいつ来れるか分からないのでここでも相棒をゆっくりゆっくりと進めながら、町並の様子を何枚も何枚も四角い枠へと収めていく。









楽しい時間も終わりが近づいてきました、道を進んで行くと道路元標が立つ三叉路へとたどり着く、ここを右へと入るともう室津の町並とはお別れとなってしまう。去り難い感情はいつものことだがそうも言ってられない、坂道を上って行って国道250号線へと出る、この後はさっき走って来た道を戻るような形で網干方面へ、この走り最後の目的である山陽電鉄網干線各駅巡りへと向かいます、その模様についてはまた次回でのお送り、多分前後編でお伝えすることになると思います。そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち

No.688 和歌山の旅(2)・・・各駅巡り、和歌山電鉄・その1

2017-03-07 08:34:51 | 鉄道
おはようございます。











和歌山の旅、和歌山電鉄各駅巡りの本格的な始まりです、ニャンコさんを模したちょっと不気味な感じの駅舎の貴志駅を後に線路に近い細い道を通ってまずは県道へ、途中でまた細い道へと入って写真1枚目にある甘露寺駅へとたどり着く。この先は行きしな電車の中から見た駅をたどって行くことになるが、まず最初の駅はもう当たり前の様に無人駅、ややっ、ちょうど電車がやって来たのでここで1枚、ホームに入って来たのはさっき和歌山駅から伊太祁曽駅まで乗車したのと同じうめ電車、酸っぱそうな色をしとります。再び県道へと戻ると線路が横を沿ってくる、そのうちにたどり着いたのが写真3枚目にある西山口駅、西山町に入る所にある駅なのか、山口町の西にある駅なのかよく分からない駅名だ。この駅を過ぎると真正面に山が迫って来て、県道と分かれて線路に沿う方向にある道へと入って行く、この路線で唯一のアップダウンのある区間の始まりである。











途中で踏切があったがそれを無視して進んで行ったらホームが見えた、危ない危ない、このまま進んでいたら駅を通り越してしまうところだった。戻って踏切を渡ってたどり着いたのが大池遊園駅、遊園と言っても乗り物のある遊園地はなく山の中に自然公園や池があるだけで、遊園地の最寄り駅らしい賑わいはなく線路1本にホーム1本だけの寂しい駅である。またまた電車がやってきたようなのでカメラを構えて待っていると、ホームに入って来たのはさっき甘露寺駅で見たのと同じうめ電車、貴志駅で折り返してきた電車のようだ。
駅を出て踏切を渡ってさっき通った道へと戻り先へと進んで行く、上の方で賑やかに車が行き交っている県道が多分新道でこちらが旧道なのだろう、道はクネクネと曲がりくねって小さなアップダウンが連続する区間、大池遊園の風景が池を渡る線路の向こうに見える。その池に架かる橋が二つある、写真4枚目、5枚目にある橋と7枚目、8枚目にある橋は共に登録有形文化財、もっと近くから見たかったがここは時間もないことなので通りすがりの道から、木々の中をのぞくような形で臨むにとどめておくことに。道はこの先で県道へと合流して、最後の上りを越えて山を通り抜けて行く、ここから先は和歌山市内の田園風景が広がる平地の中を走って行くことになる。












次の駅は山東駅、写真1枚目にある駅は県道に沿う場所にあるが、こちらは交通量が多いので線路の南側の民家の中を通る道を経由してたどり着いた。この駅ももちろん無人駅、竹を組み合わせたような駅舎がなかなかいい雰囲気、ホームへ入ってみると何やこれは!と言う感じのキャラクター、写真3枚目にあるちょっと不気味なキャラクターはそのまま見たまんまの名前がついている。自動販売機もゴミ箱もそのキャラを模しているようだが、何か、何かなあ~、不気味なんだよなあ、この走りの数日前にこのキャラクターが出演していたイベントがあったと言うニュースをテレビで見た、もちろん着ぐるみが大活躍していたが、相手にされていた子供は泣いていた、絵で見るならまだいいけどこんなのが実物で出て来たらそりゃ子供も泣くわいな~、って地元の人たちには大変失礼なことを申してしまいました、ここはと言うことで。
山東駅を後に引き続き線路の南側の道を通って次の駅を目指す、田園風景の中を通る道はやがて民家が建ち並ぶ所へと差し掛かって行き、狭い道には地元の人の車が通り過ぎて行ったりで素朴な生活感が漂う所へと入って行く。この辺りが伊太祁曽の町並、道端には常夜燈があり近くには神社もあるようで初詣のポスターもたくさん見かける、思えば年も押し迫ってきている頃、人にしてみたら呑気に自転車で走ってる場合やないで、とも言われそうだがせっかくの休みだ、時間は有効に使いたい。通りを折れて車が結構たくさん行き交っている狭い道を入って行くと、和歌山電鉄線内では一番大きな駅である伊太祁曽駅へとたどり着く。さっきは乗り継ぎでホームに下り立った駅、今度は相棒とやってきたわけだがこの路線内でも中心に当たる駅で写真もたくさん撮ったので、詳しくお伝えするのは次回でのお送りとしておきます。そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち

No.687 2017年始、葛城山麓の旅(1)

2017-03-06 07:39:35 | 旅行記
おはようございます。





昨日(4日)は和歌山から海沿いを通って泉南方面へと走りました、昨年末の途中で旅を断念しなければならなくなった和歌山の走りの続きと言う感じで行ったのですが、前回行けなかった南海加太線各駅巡りから始めて、その後は大阪府に入り岬町から南海本線を各駅巡り、貝塚市、岸和田市では登録有形文化財巡りと走って来ました。最後は帰りの電車代を安くしたいために時間内に行ける所までと思い走ったのですが、さて、どこまで行けたのかはまたいずれの話として、また機会を設けてお送りしたいと思っております。


今年は年の初めからいろいろなことがあって大変だったのですが、それでも大概休みの日はどこかへ走りに行ってます、時間に限りがあるので近場ばかりなのですが。大阪、京都、神戸、和歌山・・・滋賀はまだ雪が残っているので春になったら動き出すことにしようと考えています。今回お送りするのは今年の一番最初の走り、1月2日に葛城方面を走った話、そのプロローグ編をお送りしていきます。2日と言うと例の大変な出来事があった日なのですが、この走りはその前のほんの一息ついていた時間でした、まだ陽が上らない時間での出発です、早速行ってみることとしましょう。









自分(一人称)にとっては1月2日の走りで見る太陽が初日の出みたいなもの、って言うか初日の出ってそんなにありがたいものなの?お日様はいつも変わらず昇るものなのに元旦に出てくるものだけをありがたがるなんて、いかにも何らかの理由づけでイベントにしてしまうのが好きな日本人らしい。写真にある場所は大和郡山の佐保川を越える高架橋、空はすでに明るくなり東の山の稜線は赤く輝き、輪郭がはっきりとした太陽が少しずつ姿を現していく、通常日が昇る時間と言うのが一日のうちで一番気温が下がる時間とあってこの時も結構寒かったが、約5分間くらいこの場所でずっと日が昇るのを待っていた。今日はいい天気になってくれそうだ、この先の走りに期待も持てそうなところなのだが、実はこの時まだどこを走るかを決めていなかった、いつ呼び出しがかかるか分からないと言う不安があったので遠くに行くことはできない、とは言えせっかく出てきたのだから使える時間は有効に使いたい、いくつかの行先の候補を模索しながら相棒を先へと進ませることとした。







南へ行くか西へ行くか、迷いながら走って大和川沿いの道へと出る、写真1枚目、田んぼには霜が降りていて、2枚目の川の水面は日に照らされて蒸気が上がっている、いかにも寒さが実感できる風景だがスッキリと晴れ上がった空はそんな寒さを忘れさせてくれる。さて、大和川にはきてみたもののまだどこへ行こうか決めていない、真っ直ぐ進んで王寺方面へ行くか、途中で曲がって三宅町方面へ向かうか・・・そう言えばこの間BSの『空から日本を見てみよう』で奈良盆地を飛んでいたが、三宅町も紹介していてこの町は奈良県内では一番、日本で4番目に面積が狭い町だとか、野球用品の製造地で有名な町だが隣接する町に比べると知名度が低いのは仕方ないところか。前にも書いたことがあるが奈良盆地中部は田原本、広陵など名の知れた町が集中している所で、いい加減合併して市にしてしまえばいいのにと思う所、頑なにそうしない辺りその町にはその町なりのプライドがあるのだろう、ってかそのプライドの高さが奈良の発展の邪魔をしている気がするのだが。











写真1枚目はJR法隆寺駅前、2枚目は王寺町の達磨寺、3枚目は広陵町の馬見丘陵公園、どこに行こうか迷いながらあっちこっちへと走っているのがよく分かる図です。2日と言うことで耳にはイヤホンで箱根駅伝を聴きながらの走り、今年も青学が強いんだろうなあ、と思っていたら3区辺りでもうそんな感じになってしまっている。さて、自分(一人称)の走りの方はこの先どうしたものか、まだはっきりと行先が決まらない状態、とりあえず広陵町へとやって来た、ここは前にも紹介しましたがかぐや姫伝説で有名な所、まあ言ってしまえば勝ちみたいな感じもするのですがその町のウリとしてしていることです、暖かく認めてあげましょう。なぜこの町がかぐや姫?と思ってしまうが、その重要な場所となるのが最後の2枚の写真にある讃岐神社、そのいわれについては映画『天使のいる図書館』で小芝風花さんがロボット風な口調で語ってくれていましたが、全国で10館しか上映のない映画をお目にかかるのはなかなか機会がないと思うので、こちらにて説明していただくこととしておきましょう。

さて、行先が決まらないままここまで来てしまった走りですが、ぼんやりとここへ行こうと言う目的地は見えてきました。とりあえずこの地から南西方向に見える大きな山のふもとまで行ってみようと決めました、毎年行っているあの場所が目的地となりそうです、いつ呼び出しがかかるか分からないのでビクビクしながらの走りとなりそうですが、葛城山麓の旅、まずはスタートと行きましょう。そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。
      まちみち

No.686 べっぴんな町へ(1)・・・各駅巡り、阪急神戸線・その1

2017-03-05 07:59:14 | 鉄道
おはようございます。











今回から新シリーズとして2月に神戸方面へ向けて走った話をお送りしていきたいと思います。神戸と言うと『べっぴんさん』3月に入り残りももうわずか、そろそろラストスパートと言ったところです、相変わらずネットでは厳しい意見が飛び交っていますが、自分(一人称)は毎回楽しみに見させてもらってます。まあ楽しみとは言ってもさくらの暴走するアホっぷりだけは苦笑いものです、反抗→家出→コネ入社と来てついに今週は健ちゃんと結婚とまで言い出しました。すみれも紀夫もどちらかと言えば「陰」の要素の持ち主なのですが、それがどう絡んでこんなアホな子となってしまったのでしょうかねえ、まさか喜代さんが・・・。しかし朝ドラの主人公の子供となると古くは『ふたりっ子』の麗子の子の双子は反抗、『カーネーション』の三姉妹は喧嘩ばっかり、『ごちそうさん』のふくは変人、『あさが来た』の千代も反抗となぜか問題の多い子が多い感じがしますが、さくらは群を抜いている感じです。











それに比べると、今BSで再放送している『ごちそうさん』の泰介はホンマできた息子です、召集される前の晩に自分の思いを吐くシーンは結構泣けました。菅田将暉君は今の若手俳優の中では抜群にうまいと思います、今度は大河に登場と言うことでそちらも楽しみに待ちたいところです。
『べっぴんさん』は最初の登場人物が親の世代になり、その子らもそれぞれ成長したと言うところまで来ましたが、演じている人たちは皆若手であまり年齢的にも変わらない人たちばかりです。穿った見方をする人からしたら若手の学芸会とかと言われそうですが、皆なかなか頑張っていると思います。すみれは始めは商売するのに商品に値段をつけ忘れるほどの引っ込み思案的な感じでしたが、さくらの成長とともに自分も母としても、会社の人間としても成長してきている感じ、その辺りは芳根さんがうまく演じ分けてきていると思います。この若手の中では一番のビッグネームとなるはずのももクロの子が、このドラマでは見事なバイプレイヤーぶりを見せてくれています、以前の映画ではももクロが主演、芳根が脇役でしたが、今回はその立場が変わった形、百田夏菜子さんが目立たず前へ出ずと言う感じで見事に芳根さんをサポートしている感じが好感が持てます、「ももクロ」と言う記号で見ていた人たちにとってはこれは意外な誤算だったんではないでしょうか・・・っていつまでドラマの話をしているんでしょうねえ、今回の本題は神戸への旅の第1弾、各駅巡り阪急神戸線です。ここまで写真だけは何枚か貼りました、雑然とした感じの十三駅を出て、神崎川駅、園田駅と進んできたわけですがこの辺り、特に風景がどうだとかこれと言って書くことがなかったんですよねえ・・・。








と言うわけで本文何も書かないまま塚口駅まで来てしまいました、伊丹線が分岐する駅と言うくらいしか書くことなし、やっぱりローカル線と違って町での各駅巡りは味気なさ気味になってしまいます。それにしても阪急電車ってきれいだよなあ、車両の色が茶色一色、たまにラッピングの電車も見かけるが基本はこげ茶色一色、もう長年頑なにこのカラーを貫いていると言うのは、阪急創業者である小林一三の思想によるものだったのだろうか。ここまでも何枚か電車の写真を貼ったが、どの車体にも町の風景が反射して映り込んでいるのが阪急電車らしい、走っている地域性からして高級感が漂っていて、奈良や大阪南部に馴染んでいる自分(一人称)にとってはこうやって電車に触れるだけでも畏れ多いと言った感じになってしまう。思えば阪神はごった煮、南海は安っぽい軽っぽい、京阪は大阪のオバちゃんっぽく派手派手、近鉄は古臭いと言ったカラー、最近はあれやこれやの色合いの車両が増えて近鉄らしさがなくなってしまった。阪急は人からすれば古臭いと言われかねないが、その高級感漂う車体のカラーはこれからも失わないでいってほしいところです。








さて、今回神崎川駅から始めた阪急神戸線各駅巡りはここまでサクッとと言う感じで兵庫県へと入りました。写真1枚目美あるのは武庫之荘駅、高級感漂う路線と言ってもここまでは割と庶民的な所を走って来ましたが、この辺りに来るとちょっと自分(一人称)には敷居が高いなあ、と言う感じの町並へと入って行く、そこを颯爽と駆け抜けて行く阪急電車、絵になります。こんな調子でのお伝えはここまでとしておいて、次回からはちゃんと各駅巡り、ここはどんな所なのかをお伝えして、とは言っても『べっぴんさん』ももう終盤戦、こちらの方の話も神戸の旅に絡めてお話していきたいと思います。そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち