ヒシクイは日本で冬を過ごすためにユーラシア大陸の北部からやって来るガンの仲間です。

クチバシは黒く、先端寄りがオレンジ色をしています。


後ろ姿は可愛いですね。






ヒシの実を好んで食べるのが、名前の由来になっています。
日本にまとまった数で飛来してくるガン類はマガン、ヒシクイ、コクガンの3種類ですが、ヒシクイにはさらにオオヒシクイとヒシクイの2つの亜種に分類されます。
オオヒシクイはヒシクイに比べて一回り大きいのですが一緒に並んで見ないと比較できません。
そこで、オオヒシクイのクチバシがヒシクイと比べて細く長めで、額からクチバシへの傾斜が緩いのが鑑別点になります。

クチバシは黒く、先端寄りがオレンジ色をしています。
上尾頭や下尾頭は白色、足は鮮やかな橙色です。


後ろ姿は可愛いですね。
採食シーンです。





