湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

昔の歌がリピートしています。

2019-07-12 23:45:00 | コラム
あなたと揃いのモーニングカップは
このまま誰かにあげよか〜
2人で暮らすとハガキで通知を
出した日は帰らない〜
 
 
と、言う歌がある
 
3日ほど前から
何故か
なんの脈略もなく
エンドレスリピート
 
 
野口五郎ファンでもないし
大好きな歌じゃないのに
何故に、頭の中でぐるぐるしているのだろう
 
 
最近、どこかで聞いた?
 
ううん、聞いてないよ。
 
 
どうしてなんだろう
私鉄沿線も走ってない土地だし
甘い生活を夢見る年頃は
とうに過ぎたことだし
 
この歌に
まったく思い入れも
何か思い出があるわけでもないのにね
 
 
不思議な歌
 
人は、こんな風に
なんの脈略もなしに
思い出しては口ずさんでみたりする
 
 
決して
最近の歌ではないところがミソなのよね
 
 
そして
まだ、若い頃に耳に入ってきた曲なんだよね
 
好きな歌じゃないのに
歌詞を覚えているなんて
 
全くアイドル志向じゃなかった私が
くちずさめるんだから
若い時の脳みそに刻まれた1つの曲
 
脳細胞が活発な時だったことだけ
確かなことを今、確認しているような思いなのよね
 
 
 
 
 

エピソードの糸たち

2019-07-12 20:57:00 | ポエム
ふるえてるの
 
声が震えて動きだす
 
 
 
混ざっていくのよ
 
声が飛び交い絡み合う
 
しっかり覚えてるよ、声
 
 
 
 
今日は何を話そうかなんて
 
頭のすみにさえないゎ
 
 
 
その震える音に
 
沿って声を合わせていくだけだもの
 
 
 
 
その震える音の瞬きが
 
体中に浸透していくみたい
 
 
 
 
どこかで発芽していくように
 
 
 
音のするほうから
 
糸が降りてくる
 
 
 
四方八方に伸びていく
 
 
ほどけて繋いで探し回って
 
たどり着くもの
 
並んで絡んで強くなるもの
 
 
 
底のほうのものを確かめている
 
 
 
いろんな音の糸から
 
初めて聞いたその声に
 
たどり着いたときから
 
また始まっていくのよ
 
 
 
思い出や
 
 
写真や
 
 
エピソードたち