湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

ノッテイングヒルの恋人

2018-05-06 10:00:22 | 日記
お天気はまあまあってとこかしら
町はざわめいて
人は楽しげに見える GW


私は家にいる


友達から
今度、3度目の結婚しますと
吉報が届いたり


とある人から
旧友との途絶えてた親交が
復活しましたって話で
なんだか文字が弾んで見えた連絡が入ったり


若い友人から
駅前のトマト大福を食べにいきましょうかと
お誘いの日時まで指定してきたり


様々な連絡が入ってくるけど
今年の私のGWは、
古いご仏壇から
新しいご仏壇のお魂のお引越しの法要が一番のメインイベント


先月から
田舎からお位牌を持ってきて
新しいご仏壇に据える
古いご仏壇の供養をする


その作業に
私の魂の3分の1は、消費された?
捧げたのかしら。


とにかく
生気は抜かれて
半分くらいこの世のものという感覚が麻痺していたような


なんとか
立て直したいと思いつつ
体の中から湧き出して来ない何かが
私の体を沈めている感じ



娘が法要のために帰省していたが
家人は、離れの囲炉裏部屋が
シロアリに食われてると
自分が作ったものだから
必死に補修に取り掛かったまま


そうして法要が終われば
娘も都会に帰ってしまった


私は1人


まだまだ片付けはしなきゃいけないけれど

どうしても
どうしても片付けられずにいて


古いご仏壇の前に座ると
長い間、両親が手を合わせている姿が目に焼き付いてしまっていて
果たしてこれを焼けるのか
自信がないまま涙だけは溢れてくるから不思議


だから、
何にも考えずにすむように


1人で映画を見てた


もう何回見ただろう
『ノッティングヒルの恋人』


最後の最後に
幸せな2人が映って
ステキな歌が始まる

『She』

アズナブールのカバーらしいけれど
やっぱり
エルビスコステロが歌うから好きなのかもしれないね

コステロが歌うこの歌が好き



僕は彼女の笑顔も涙も受け止めて
全てを僕の思い出にするよ
彼女がどこにいても
いなくても
だって 僕の人生の意味は『彼女 だから ♫




単なる逃避した時間
その場しのぎかもしれないけれど
今は何にも考えたくない感じ。
ハッピーエンドが沁みる



あれやこれやと
楽しげなものには興味はもつが
やはり、落ち着くとこに落ち着いてしまうと


どうして
私はここにいるんだろうって。


まだまだ
時間は必要かなー。




She / 忘れじの面影 [日本語訳付き]  エルビス・コステロ





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太陽にほえろ

2018-05-05 18:54:36 | 日記
昔、誰もが知っているドラマと言えば
『太陽にほえろ』


ドラマの名シーンには
必ず、バックに流れる音楽があってこそ


あのドラマの冒頭に流れる曲
誰?誰が?



『井上バンド』


しばらく後になってから聞いたバンドの名前。

コアなファンなら
次から次へエピソードが繰り出されるのだろうけれど
ドラマから、この曲、あのギターに触れたものは
これほどの印象的な曲はなかった


もう、それを超えるものは、これからもないと思う。


それほど、クールでカッコ良かった曲



今日は、訃報を聞いた。


井上堯之(いのうえ たかゆき)さん死去


ムッシュかまやつさんに続いて
訃報となると
否応なしに
時代は変わっていくのだろうと
思うしか手立てはない。

そんな切ない思い、、、。


ご冥福をお祈りします 合唱。





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5月5日のしょうぶ湯

2018-05-05 08:16:42 | 日記
5月5日の子供の日の

『しょうぶ湯』


娘が古いご仏壇の法要のために
帰っていたせいもあって
1日早い『しょうぶ湯』となった昨日


去年の今頃は
父親のガンが発覚して
どの程度かを見極めていた頃で

『しょうぶ湯』に入れる『しょうぶ』を買いそこねてしまい
子供の頃からの行事をすっ飛ばす始末


だから
と言ってはなんですが
今年は忘れずにキチンと『しょうぶ湯』でした。



諸説
色んないわれがあるらしいけれど

邪気を払い、無病息災
元気で過ごせますようにと


そんな願いも込められているのでしょう


実質は、アロマテラピーには違いない。


アロマテラピーによる
効能である血行促進って言うのは
菖蒲の精油によるものは確かなようで
色んな意味でこの5月の時期は
気温差や季節の移り変わり


昔より体を厭う(いとう)頃だったのでしょう


昔から
うちの家では中風にならないと
言いつつ半ば魔法の葉っぱでもあるかのように湯に浸かっていたような


毎年欠かさずにやってきた、それこそ、年中行事として


しかし
家族がひとり、ふたり居なくなり
遠くに、ひとり、ふたり


しょうぶ湯ひとつとっても

ひとつひとつ

ひとりひとりの思い出がある



それを
私はたどりながら
自分も
しょうぶ湯にあやかって
無病息災
健康で、、、いなきゃ。


また来年も、、
再来年も、、
ずっとね、、、。


今日は立夏
また季節は移っていく









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風の冷たさに思うこと

2018-05-04 17:23:04 | ポエム
風が強い
風が冷たい

もうすぐ
関東の外れに
引っ越してきてから
34年を数える

それは最初に思ったこと

そう『風が冷たい』


今日は
あの引っ越しの時のように
冷たい風が吹きわたる


暖かい場所から
急に寒い場所に投げ出された感じ

まして、右も左ももわからない土地

心も寒いから
余計に身体も寒く感じられた

五月が来ると思い出す

当たり前のようだけど
置かれた場所それぞれに
肌で感じないことには
同じ気温でも分からない


悪いことは数えまい

数えてどうする



良いことだけ数えよう

数えて元気になろう


いくつも
いくつも
目をつぶってしまう数と
良いことの数が釣り合わないできた


それでも何とかやってきたよ
何とかなってきたよ


今更あの時
数えなかったモノを
数えなくていいけれど

今だから
数えてみたくなる


それはもう
懐かしくもあり
笑ってしまえるもの


風の冷たさに
自分の置かれた場所を思う


随分と
長く
遠くで暮らしてきたんだと


頑張ってきたよ、わたし。


あらためて
新しくなったご仏壇に手を合わした








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恋人は『幕末カレシ』

2018-05-03 09:49:00 | 日記
GWだと言うことで
ノータリンなお話を。


娘が
『今ね、これにハマってるんだよ』と
スマホゲームらしきもの


どれどれと覗き込みと
『幕末カレシ』とある


要は幕末の志士達が登場する恋愛ロールプレインゲーム、、のようなもの


そこに登場する志士達は、キャラ化され
声優陣によって声も決まっている


お決まりのように
お相手を探し、話は進んでゆく


一日に5話づつ


その短い物語の間に何度か
こちらの返事が選べる
そのあとは、その返事ごとの物語が展開される


課金の場面は、スルーして
ゆっくりと話を進めることにした

進めることにした、、、って
すでに、私は始めていた(笑)


自分の名前でないほうがよいとのことで、『なぎさ』と言う名前で
新撰組の『土方歳三』との恋が始まっていた。

なぎさ‥
なぎさ‥

何度も何度も呼びかけられる

不思議な気分

ほんの少し、胸がキュンとする


さすが、400万人以上の人がダウンロードしただけのゲーム



よくもまぁ、女子の気持ちを掴んだものよね、このゲーム。


俺様キャラや、ツンデレキャラ
王子様キャラが
時には、甘い言葉を吐く


そのギャップがいいのかしらね


寂しがり屋さんが
きっと多いのね、きっと。


しばし
『幕末カレシ』で
胸キュンします

ある意味、GWの浮かれポンチ

時には、良いでしょうwww



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