2016 究極の清流 海部川風流マラソン レース編

今シーズンの勝負レース「海部川風流マラソン」を無事完走しました！
タイムは目標どおりの４時間２０分１５秒！自己ベストを更新しました。

当日は前日の大荒れの天候が嘘みたいに晴れて、気温も１０度くらいと絶好のマラソン日和。
少々強風でしたが、僕のペースにはあまり影響はしませんでした。

４時４５分に起床。５時３０分に朝食をたらふく食べて燃料補給。６時過ぎには宿を出てスタート会場のまぜのおかオートキャンプ場へ向かいました。（送迎が無かったので電車で・・）
スタートまでは２時間あったので、トイレや写真撮影、気合入れなどを行い有意義に過ごします。

更衣室は体育館の中にあります。荷物置き場と兼用になっていて、貴重品だけを預けるシステムでした。２０００人未満の大会なので、場所を確保するために右往左往する必要もなくストレスなく準備をすることができました。
スタート地点は体育館から２００ｍ程下ったところにあり、こちらも２０分前に並べば十分余裕でした。

９時に号砲とともにスタート。いきなり上り坂から始まります。ロスタイムは１分４０秒ほどでした。
多少のアップダウンを繰り返しながら、前半は上り基調。キロ６分の予定で５キロ地点までペースの安定に心がけます。しかし、福知山マラソンの時のようにペースがキロ５分５０秒前後になってしまい、なかなか６分前後になってくれません。（やばい！また失速してしまう）と思いますが、心拍も上がらずあまりにも軽快なジョグで進むので、無理やりペースを落とさず、ペースは維持しながら流れに任せて走っていくことに切り替えました。
福知山のときは２０キロ手前からペースが落ち始めましたが、今回はまだ余裕があります。キロ６分ペースのタイムから１分半程度の貯金をしながら２５キロまで進むことができました。２５キロあたりから少し苦しくなってきてペースが徐々に落ちてきました。でも３０キロまでは「移動」でそこからが
マラソンだと自分に言い聞かせて踏ん張ります。

途中気分転換にエイドで梅干しを食べると、不思議と気分がリフレッシュ、また頑張って走り出すことができるのです。これぞ自分に適した補食。レース中３回くらい梅干しを食べてとても助けられました。

３０キロからがマラソン。今回はここからなんとペースを少しだけ上げて走ることができました。もちろん序盤のペースまでは戻すことはできませんし、抜く人数こそ少ないですが、まさにごぼう抜きで気持ちよく走ることができたのです。自分でも驚きながら、ここからはペースのことは考えず、歩きたい気持ちにも負けず（エイドだけは少し歩きましたが）、記録更新のイメージを強くもって前に進んでいきました。そして、残り３キロのところで、最大の苦しみが襲います。呼吸も声に出してはぁーはぁー言い始めました。もしかしたら４時間１０分台を狙えるところまできてたので、必死でこらえました。そして最後に２００ｍほどの上り坂を上ってゴール！！
４時間１０分台には１５秒遅かったですが、自己ベストを福知山マラソンからは１４分、昨シーズンからは３０分もタイムを更新することができ大満足のゴールでした。

一緒に参加したクラブのＨ先輩も自己ベストを更新。大阪マラソンからサブ４を３連発して名実ともにサブ４ランナーを確固たるものにされました。

会心の走り（自分の中では）と自己ベストというお土産が飛び上がるほどうれしくて、１夜明けてもまだ喜びに浸っています。しばし休養して２か月後のとくしまマラソンも頑張りたいと思います。