13日に娘夫婦の家と整骨院のお祓いのため、福岡まで行ったので
翌日、九州国立博物館で開催されているボストン美術館展に行ってきました。
ボストン美術館は、45万点の収蔵品のうち、10数万点が日本のものという
世界でも有数の日本美術品が揃っています。
しかもどれも国宝級の素晴らしいものです
なぜ、アメリカのボストンにこれほどまでの作品があるのか?
ボストン美術館が開館したのは1876年。日本が江戸から明治になってまもなくです。
そのころ、日本美術コレクションの礎は、3人の男たちによって築かれました。
廃仏毀釈のためや仏画が壊されたり、武士の時代が終わり、家宝を売りに出したりと
日本の貴重な文化遺産は危機に瀕していました。
これを憂えた1878年、お雇い外国人として来日したフェノロサ、医師で資産家のビゲロー、
そして、東京大学でフェノロサに学んだ岡倉天心の3名は、優れた審美眼により
第一級の名品を集め、それをボストン美術館のコレクションにしたのです。
ボストン美術館で大事に保管され、修復されて、今回、間近で見ることが出来ました。
3月17日まで開催されています。
ついでに4階の文化交流展示室で開催されていた印籠展も見てきました。
印籠というと、水戸黄門に出てくる葵の御紋がついたものをイメージしますが、
そこに展示されていたのは、豪華絢爛、緻密で精巧なものでした。
小さな印籠に、どうやってそこまで小さい文字や絵が描けるのか、
芸術的な蒔絵や螺鈿を埋め込んだ細工に、目を見張るばかりです。
しかも、この124点の印籠は、フィンランドに住むクレスご夫妻のコレクションです。
1978年から日本を含む世界各国の美術館で印籠を調査し、34000点以上のアーカイブと
12000枚の写真を所有されているそうで、日本で一般公開をされるのは初めてだそうです。
こんな素晴らしいものを作れる日本人はすごいけど、その良さを発見し研究しているのが
外国人というのは、複雑な気持ちです。
翌日、九州国立博物館で開催されているボストン美術館展に行ってきました。
ボストン美術館は、45万点の収蔵品のうち、10数万点が日本のものという
世界でも有数の日本美術品が揃っています。
しかもどれも国宝級の素晴らしいものです

なぜ、アメリカのボストンにこれほどまでの作品があるのか?
ボストン美術館が開館したのは1876年。日本が江戸から明治になってまもなくです。
そのころ、日本美術コレクションの礎は、3人の男たちによって築かれました。
廃仏毀釈のためや仏画が壊されたり、武士の時代が終わり、家宝を売りに出したりと
日本の貴重な文化遺産は危機に瀕していました。

これを憂えた1878年、お雇い外国人として来日したフェノロサ、医師で資産家のビゲロー、
そして、東京大学でフェノロサに学んだ岡倉天心の3名は、優れた審美眼により
第一級の名品を集め、それをボストン美術館のコレクションにしたのです。
ボストン美術館で大事に保管され、修復されて、今回、間近で見ることが出来ました。
3月17日まで開催されています。

ついでに4階の文化交流展示室で開催されていた印籠展も見てきました。
印籠というと、水戸黄門に出てくる葵の御紋がついたものをイメージしますが、
そこに展示されていたのは、豪華絢爛、緻密で精巧なものでした。
小さな印籠に、どうやってそこまで小さい文字や絵が描けるのか、
芸術的な蒔絵や螺鈿を埋め込んだ細工に、目を見張るばかりです。

しかも、この124点の印籠は、フィンランドに住むクレスご夫妻のコレクションです。
1978年から日本を含む世界各国の美術館で印籠を調査し、34000点以上のアーカイブと
12000枚の写真を所有されているそうで、日本で一般公開をされるのは初めてだそうです。
こんな素晴らしいものを作れる日本人はすごいけど、その良さを発見し研究しているのが
外国人というのは、複雑な気持ちです。
