「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

昔の生活

2007-12-10 07:26:23 | 日記
昨日の講座に、四角い編みカゴを持ってきていた人がいて、それをみた60歳の方が、「昔はこれでお豆腐を買いにいってたから、懐かしい」と言われ、そういえば、私も小さいとき、よく入れ物を持って、お豆腐屋さんに買いに行かされたことを思い出しました。
値段までは忘れましたが、その方の話では、アゲが一枚8円だったので、お釣りの2円で雀の卵を買うのが何よりの楽しみだったそうです。
当時、雀の卵は、1個50銭だったので、2円で4個買えたんですよね。

母の実家が田舎の雑貨屋さんで、酒、たばこ、お菓子、日用品、となんでも売っていました。
雀の卵もそうですが、キャラメル、飴玉、金平糖、チャイナマーブルなど、ほとんどのお菓子は、ビンに入れて、ばら売りです。
学校が休みの時にはよく泊まりがけで遊びにいって、お店番のお手伝いをしていたんですが、友達が買いにきたときなど、おばあちゃんに内緒で雀の卵を一個おまけしたりしていました。
近所のおじさんは、いつも農作業の合間に、奥さんに内緒でコップ酒を飲みにくるんです。
一升瓶からコップについであげるのですが、いつも「山盛りについでくれ」と言われ、表面張力で盛り上がるようにつぐと、「上手、上手!」と褒めてくれて、おいしそうに一杯飲み干して帰っていました。
お醤油や味噌も量り売りしてたので、近所の方たちが容器を持って買いに来られていましたね。

今、環境保護のためにエコバッグの普及が叫ばれていますが、昔は当たり前のことだったんですよね。
食事も、アメリカのマクガバンレポートに記されているのは、日本の元禄時代以前の食事が健康のためには理想的なのだそうです。
電化製品やIT製品は、今や、それなしでは生活できないような世の中ですが、便利さだけでなく、身体のため、地球のために、ちょっと今の生活を見直して、昔のやり方に変えた方がいいのかもしれません。
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