
昨夜の雨は
せっかく咲いた桜を
散らすような無粋は
しませんでした。
冷たいけど優しい春の雨。
いつものレッスンに
でかける時間より
少し早めに家を出て
駅前の公園で、ぱしゃり。
桜の花を愛でられる時間は
毎年、あまりにも短いけれど
でもなんだかちゃんと律儀に
毎年咲くんですよね。
たった二週間くらいなもんだし
今年はやめとこ、とか
思わないんですね。
ほんとはゆっくり
シートひろげて
おべんと食べて
樹を見上げて
ってしたいけど
なにしろ今日のレッスンは
わたしの熱烈希望がとおった
「黒糖のタルト」
わぁい(*^^*)
久しぶりのブリゼです。
砂のような、という意味ね。
バレリーナのお友だちが
バレエ用語にもあるって
前に教えてくれました。
爪先をぱさぱさぱさっと
動かす所作ですって。
お菓子の生地の場合は
冷たくした小麦粉を
バターにまぶしながら
さらさらとしたベースを
作ります。
フープロなら1分で
できちゃうらしい。
今欲しいものの上位にあります。
サンタさん来月辺り来ないかな。
そしてこちらもひさびさ
タルトリング。
底がないので抜きやすい。
でも敷き込みはちょっと大変。
ブリゼは焼き縮むので
リングの高さより気持ち高めに
はさみで切ります。
高すぎると焼いたとき
重みに耐えきれず倒れるんです。
「ちかさん、これちょっと高い」
と、先生。ちょきちょき。
おかげで倒れずにすみました。
アパレイユは
生クリーム、キャソナード
黒糖、くるみ。
「砂糖と、砂糖だね」
と、ひろこさん。まさに。
直訳すると「お砂糖タルト」って
いうだけのことはあります。
それにしてもキャソナード160グラム
これだけでいったいいくらでしょうか?!
空焼きタルトに卵塗って乾燥焼きし
アパレイユを流し込み
焼くこと17分。
取り出しやすさを優先し
天板ひっくり返してるので
ローテーションはパス。
滑り落ちそうで怖いんだもん。

焼き上がり!
まだ、なかみがぐつぐつしてます。

先生のは試食までに
速攻冷ましたいため
バットに氷入れたうえに
置いています。
昨日は冷めきれず
ゆるゆるだったそうです。


ぐつぐつが落ち着いた二台を
明るいところに持ってきて
撮影する師匠。

おやつファクトリーの
今月メニュー
桜のパウンドを
いただきました。
白餡に桜葉パウダー
上品なおいしさです。

真打ち登場!
やわらかなキャラメルのような
食感と、キャソナードと黒糖の
あたたかく豊かな香り。
リピート確定。
今日も楽しいレッスン
ありがとうございました。