勤め先の社長が少し前に交代した。
グループ会社の中でめまぐるしく変わる人事なので
それ自体はそんなに珍しいことではないんだけど
この新しく来た社長はかつて故郷の軽井沢あたりじゃ
名前を知らない人はいないほどの
天才ピアニスト少年だったらしい。
そのままピアノで食っていくのかと思いきや
やっぱり勉強しようって思って
国の最高学府にお進みになられた。
凡人には悔しがるしかできないけれど
そういう人っているんだよね。
支社長が退職するというタイミングでの飲み会で
初めましてのご挨拶をした。
その直前の研修会では
得意のピアノを先生の前で
披露してくださったというので
残念ながら事務局お留守番組だった私は
とても聴きたかったし、来年はぜひ曲数を増やして欲しいなどと
お話した。
軽井沢で音楽やってたんなら
絶対に羨ましがってくれるだろうと
「大賀ホールで歌ったことあるんですよ」と言ったら
細い目がめっちゃ開いてキラキラしてくれた。
歌った、って言っても完璧に子供達のアシストなので
威張れたことじゃないんだけど。
でも心配性の先生から
(子供が主役なれど舞台があまりにもでかい)
ある曲のソロを拝命した。
それが「願い クリスマスの日に」
今調べたところ
小原孝さんの作だと思ってたら彼はアレンジャーで
オリジナルは樹原涼子さんだった。
とてもわかりやすくベタなクリスマスソング。
だけどなぜかまんまと泣かされる。
世界中の人たちが
仲良くできるように
しあわせになれるように
お祈りしよう
というような歌詞なんだけど
今日、ランチの時間に
私のくだらない愚痴に付き合ってくれた
同僚ちゃんをみてたら
急にこの歌を思い出した。
仲良くなるためには
自分の考えばかりを
押し付けてたらダメで
だからって
「押し付けないでよ、ダメだよ」
って相手に言うばかりでもダメで
その人がなんでそういうことをするのか
なんでそういうことを言うのか
わかろうと努力することが必要
努力して、それが叶うように
そこからは祈るしかないのかもしれない。
お祈りしたらみんなが幸せになれるのか
そんな簡単なことじゃないよね
と
泣きながら歌いながらそう考えていたけれど
(なんだそりゃ)
私に足りないものを
与えてください
っていうのが
祈るってことなのだろう。
クリスチャンでもないのに
こんな静かで冴え冴えとした夜空に
祈る私のことを
神様はどう思うんだろうね。
グループ会社の中でめまぐるしく変わる人事なので
それ自体はそんなに珍しいことではないんだけど
この新しく来た社長はかつて故郷の軽井沢あたりじゃ
名前を知らない人はいないほどの
天才ピアニスト少年だったらしい。
そのままピアノで食っていくのかと思いきや
やっぱり勉強しようって思って
国の最高学府にお進みになられた。
凡人には悔しがるしかできないけれど
そういう人っているんだよね。
支社長が退職するというタイミングでの飲み会で
初めましてのご挨拶をした。
その直前の研修会では
得意のピアノを先生の前で
披露してくださったというので
残念ながら事務局お留守番組だった私は
とても聴きたかったし、来年はぜひ曲数を増やして欲しいなどと
お話した。
軽井沢で音楽やってたんなら
絶対に羨ましがってくれるだろうと
「大賀ホールで歌ったことあるんですよ」と言ったら
細い目がめっちゃ開いてキラキラしてくれた。
歌った、って言っても完璧に子供達のアシストなので
威張れたことじゃないんだけど。
でも心配性の先生から
(子供が主役なれど舞台があまりにもでかい)
ある曲のソロを拝命した。
それが「願い クリスマスの日に」
今調べたところ
小原孝さんの作だと思ってたら彼はアレンジャーで
オリジナルは樹原涼子さんだった。
とてもわかりやすくベタなクリスマスソング。
だけどなぜかまんまと泣かされる。
世界中の人たちが
仲良くできるように
しあわせになれるように
お祈りしよう
というような歌詞なんだけど
今日、ランチの時間に
私のくだらない愚痴に付き合ってくれた
同僚ちゃんをみてたら
急にこの歌を思い出した。
仲良くなるためには
自分の考えばかりを
押し付けてたらダメで
だからって
「押し付けないでよ、ダメだよ」
って相手に言うばかりでもダメで
その人がなんでそういうことをするのか
なんでそういうことを言うのか
わかろうと努力することが必要
努力して、それが叶うように
そこからは祈るしかないのかもしれない。
お祈りしたらみんなが幸せになれるのか
そんな簡単なことじゃないよね
と
泣きながら歌いながらそう考えていたけれど
(なんだそりゃ)
私に足りないものを
与えてください
っていうのが
祈るってことなのだろう。
クリスチャンでもないのに
こんな静かで冴え冴えとした夜空に
祈る私のことを
神様はどう思うんだろうね。