ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

いちごシーズン

2014-05-08 18:10:28 | うまい!


 5月。イチゴのシーズンですね。



 日本では、クリスマスごろが、ハウス栽培イチゴの旬になっています。そのころが一番よく、また、高く売れるのでしょう。


 露地もののイチゴなんて、いまはほとんど見かけなくなりました。でも、本来のイチゴのシーズンは、今頃です。


 露地で育ったイチゴの、華やかな香りと程よい酸味、そして、魅惑的な甘さ。何よりも、旬を味わう、という、最も合理的なスタイルが、消えゆくのはとても残念に思います。



 さて、みかん畑には今、クサイチゴの赤く熟した実がなっています。


 今日も作業の合間に、つまみました。



 このクサイチゴ、大実ではありませんから、少しずつ、少しずつ、ありがたく、いただきます。


 子供のころは、この実をたくさん集めて、どんぶり飯のように搔き込みたいとか、思ったこともあったかな。



 でも、この小さな実を、ほんの少しだけいただくのが、今は良いと思うようになっています。




  芥川龍之介の『芋粥』を、思い出します。



 


 

3かいめ

2014-05-08 17:55:33 | いきとしいけるもの


 巣箱ではない、自然巣に営巣する、ニホンミツバチ。


 ただ今、ウズシリの畑の、柿の木のうろに、営巣しています。


 通算、3シーズン目。


 そのうち一回は、採蜜して、その恵みを堪能いたしました。




 日本では、柑橘栽培において、『訪花害虫防除』というものが行われます。


 柑橘の花にやって来る昆虫(ミツバチを含む)に、殺虫剤を散布するものです。



 日本人のほとんどが、知らない、現実の一つです。


 ミツバチに殺虫剤をまいたら、受粉ができないのでは?と、思う人も、多いと思います。


 かんきつ類は、ミツバチによる受粉を、必要としない、植物なのです。



 これも、ほとんど、知られていないと思います。



 うちは農薬を一切使用しないこともあって、ミツバチたちが目いっぱい、飛んでいます。


 除草剤も使用しませんし、草刈りもきれいにやるわけではないので、特にニホンミツバチはあらゆる花から、蜜を集めてきます。





 残念ながら、私はハチアレルギーを持っているので、あまりハチに近づかないようにしています。


 まあ、アナフィラキシー ショックで命を落としても、それほどいやじゃないかもしれません。



  巨大な権力に、わが魂を奪われるよりは、ね。