未明まで降っていた、雨が、止んだ。
畑に出てみると、見慣れないチョウが。
早々に家に帰り、調べたら、イシガケチョウと分かった。
別名、イシガキチョウ。
石垣みたいな模様があるので、この名がついたようだ。
そういえば、ここ狩浜は、石垣の段々畑で有名だが、地元ではこれを、「いしかけ」と、呼んでいる。
イシガケチョウの幼虫の食草は、イヌビワなどらしい。
イヌビワって、びわの仲間じゃない。びわは、バラ科。
イヌビワは、クワ科。
びわというより、イチジクに、似ている。
この木の葉っぱは、ヤギの大好物の一つでもあるので、桑の木みたいに刈り込んで、えさを取りやすくしたりしている。畑の周辺に、いくらでも生えている。
そんなイヌビワがあるおかげで、イシガケチョウに出会うことができた。
朝からとても、気分がいい。