英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

あゝ福吉よ君を泣く

2012-01-13 | ネコ話(動物)



福吉は腎臓病の末期だ。

2ヶ月ほど前に、いつ死んでもおかしくないといわれたのだけれど、それ以来、夫と私と福吉の、2人と1匹で、懸命に闘っている。

福吉は、もう自力では何も食べられず、なんとか柔らかい療養食を口に押し込んでやっている状態だ。

自宅点滴の回数は80を超えた。

痩せさらばえて、元々、5キロ近くあった体重も、今は2キロを切った。

低体温で、福吉にとってはおそらく不本意なことながら、洋服を着せて保温せねばならない。

屋根から屋根へと飛び回っていた自由ネコに、愛玩犬用の服を着せねばならない日が来ようとは、想像だにしたこともない。


体はどんどん衰えていくけれど、頭はいつまでもはっきりとしているようだ。

かえってしんどいよね、福吉。


おとといの夜から、失禁するようになってきた。

そんなこと全然かまわない。ちゃんと尿が出るのはいいことだから、ドンと来いだ。

この病気は尿が出なくなったらおしまいだ。

尿毒症を引き起こし、痙攣をおこして死に至る。


そして更に、今日は口腔から出血までしている。もう対症療法しかできない。

それでも福吉の眼力は衰えない。

きれいな緑色の目だ。

   


事態を冷静に受け止めて、してやれることを粛々とこなそう。

残された時間を大切に、大切に過ごそう。


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