センター試験、1日目の夜、各学科の問題が発表される。
最後の発音問題(今年度で発音問題は姿を消す。)は、過去問に何度も出ている単語のオンパレードで、ホッとする。
直前の授業で、過去問の発音問題の徹底演習を行ったのは、正解だったな。
順に問題を見ていくと、いつも通りの問題構成で、去年よりもわずかに難しい気もするけれど、センター試験の王道の,
生徒にとっても、『いい問題』だと感じる。
大問5まで読み進む。
山で飼い犬とはぐれて以来、犬を探し続ける主人公の話である。
いつもの散歩で山に行って、主人公と犬はクマに遭遇する。
犬はおそらく飼い主を守ろうとして、クマを追いかけて、そのまま行方不明になる。
以来、飼い主は、山が呼んでいるような不思議な感覚に駆られて、山に登って犬を探し続ける。
ある日、いつもとは違う雰囲気を感じる中、慣れた山道で道に迷う。
どこからともなく老人が現れて、山頂まで誘導してくれる。
飼い主は『自分の犬を探して山に入った。』と老人に打ち明ける。
その犬は、ジャーマンシェパードで、以前警察犬をしていたが、怪我のせいで、自分の元にやって来た、以来ずっとそばにいてくれていたと。
老人は、笑いながら、自分もドイツ系で、以前警察官をしていたことがあったが、その後はずっと警備員をしていた、という、なんだか境遇が似ているね、と。
そして、飼い主が犬のことを嘆くと、『きっと犬は、諦めずに探してくれてありがとう、と言っているよ。』と語りかける。
飼い主は疲れが出たのか眠ってしまう。
目覚めると、老人はいない、待っても戻ってはこなかった。
その時、飼い主は、犬のタグが落ちているのに気づく。
そこには、その犬の名前が記されていた。
すると後ろから、小さな鈴の音がする。
振り返ると・・・
『そこで見たものは、私の中に様々な感情を湧き上がらせた。』
『しばらくして、私は『旧友』の首にタグをつけ、『山がくれた贈り物』を連れて山を降りた。』
(本文訳)
問題を解くのも忘れて、号泣です。
『動物もの』に極端に弱い。
うちのデブ猫が行方不明だった時のことを思い出す。
『あの子が戻ってこなかったら、そして、こんな風な再会になったら、どうだっただろう。』などと考える。
一も二もなく号泣です。
大学入試センターさん、こんな悲しい話を出すのはやめてくだされ!
最終文で、『My soul felt very much complete.(私の心は満たされた。)』って書いてあって、いい話風にはなっているけれど。
来年からは、センター試験は名前を変えて、リスニングと読解問題だけの『大学入学共通テスト』となる。
こんな読解問題を出されたら、また解くのを忘れて泣かなきゃならない。 ww
ー行方不明になったけれど「生きて」戻ってきた猫ー
ここから、追記です。
ところで、一晩中、いろいろ考えていた。
犬が死んでいたならば、この主人公(女性)は、40キロはあろうかというジャーマンシェパードの腐乱死体(行方不明になって日数が経っている。)を抱えて帰らなければならない。
犬が生きていたなら、主人公を助けてくれた老人は、一体何者?
犬の魂じゃなかったの!!?
今日になって、友人と色々話していて、結局こういう結論に至った。
鈴の音に振り返ると、そこには、愛する犬がいた。
様々な感情が溢れかえる。
その犬の首に、タグをつけてやり、『山の贈り物』に感謝しながら、私は山を降りた。
そうすれば、犬の言いたかった言葉を伝えた老人は、山の神様だということになるし、『山の贈り物』は『犬を生きて帰らせてくれた』ことになる。
センター問題の長文としては、めでたし、めでたし、的な?ww
けれど、私なら、 made my way home ではなくて、made our way home にするんだけれどな。 愛する犬と一緒に家に戻るのだから。
いずれにせよ、この部分は『設問』とは全く関係がないので、長文問題としては、問題なし、なのです。
最後の発音問題(今年度で発音問題は姿を消す。)は、過去問に何度も出ている単語のオンパレードで、ホッとする。
直前の授業で、過去問の発音問題の徹底演習を行ったのは、正解だったな。
順に問題を見ていくと、いつも通りの問題構成で、去年よりもわずかに難しい気もするけれど、センター試験の王道の,
生徒にとっても、『いい問題』だと感じる。
大問5まで読み進む。
山で飼い犬とはぐれて以来、犬を探し続ける主人公の話である。
いつもの散歩で山に行って、主人公と犬はクマに遭遇する。
犬はおそらく飼い主を守ろうとして、クマを追いかけて、そのまま行方不明になる。
以来、飼い主は、山が呼んでいるような不思議な感覚に駆られて、山に登って犬を探し続ける。
ある日、いつもとは違う雰囲気を感じる中、慣れた山道で道に迷う。
どこからともなく老人が現れて、山頂まで誘導してくれる。
飼い主は『自分の犬を探して山に入った。』と老人に打ち明ける。
その犬は、ジャーマンシェパードで、以前警察犬をしていたが、怪我のせいで、自分の元にやって来た、以来ずっとそばにいてくれていたと。
老人は、笑いながら、自分もドイツ系で、以前警察官をしていたことがあったが、その後はずっと警備員をしていた、という、なんだか境遇が似ているね、と。
そして、飼い主が犬のことを嘆くと、『きっと犬は、諦めずに探してくれてありがとう、と言っているよ。』と語りかける。
飼い主は疲れが出たのか眠ってしまう。
目覚めると、老人はいない、待っても戻ってはこなかった。
その時、飼い主は、犬のタグが落ちているのに気づく。
そこには、その犬の名前が記されていた。
すると後ろから、小さな鈴の音がする。
振り返ると・・・
『そこで見たものは、私の中に様々な感情を湧き上がらせた。』
『しばらくして、私は『旧友』の首にタグをつけ、『山がくれた贈り物』を連れて山を降りた。』
(本文訳)
問題を解くのも忘れて、号泣です。
『動物もの』に極端に弱い。
うちのデブ猫が行方不明だった時のことを思い出す。
『あの子が戻ってこなかったら、そして、こんな風な再会になったら、どうだっただろう。』などと考える。
一も二もなく号泣です。
大学入試センターさん、こんな悲しい話を出すのはやめてくだされ!
最終文で、『My soul felt very much complete.(私の心は満たされた。)』って書いてあって、いい話風にはなっているけれど。
来年からは、センター試験は名前を変えて、リスニングと読解問題だけの『大学入学共通テスト』となる。
こんな読解問題を出されたら、また解くのを忘れて泣かなきゃならない。 ww
ー行方不明になったけれど「生きて」戻ってきた猫ー
ここから、追記です。
ところで、一晩中、いろいろ考えていた。
犬が死んでいたならば、この主人公(女性)は、40キロはあろうかというジャーマンシェパードの腐乱死体(行方不明になって日数が経っている。)を抱えて帰らなければならない。
犬が生きていたなら、主人公を助けてくれた老人は、一体何者?
犬の魂じゃなかったの!!?
今日になって、友人と色々話していて、結局こういう結論に至った。
鈴の音に振り返ると、そこには、愛する犬がいた。
様々な感情が溢れかえる。
その犬の首に、タグをつけてやり、『山の贈り物』に感謝しながら、私は山を降りた。
そうすれば、犬の言いたかった言葉を伝えた老人は、山の神様だということになるし、『山の贈り物』は『犬を生きて帰らせてくれた』ことになる。
センター問題の長文としては、めでたし、めでたし、的な?ww
けれど、私なら、 made my way home ではなくて、made our way home にするんだけれどな。 愛する犬と一緒に家に戻るのだから。
いずれにせよ、この部分は『設問』とは全く関係がないので、長文問題としては、問題なし、なのです。
実際に問題文を読んで驚いたのは主人公が「She」だったことです。亡くなったジャーマンシェパード連れて山を降りるのは大変だったと思うのです。
でも、お話の中のこととはいえ、Tomoに会えてよかった。スピリチュアル的にも。物理的にも。そして、一時期"家出"してたけど、ちゃんと出戻りして"ふくふくに"ふくよかになった栗吉君、良いお顔しててよかったわ、ホント。
おひさしぶりに本名の『えむ吉』さんが!ww
おっしゃる通りなのです。しかも、犬が行方不明になってから見つかるまで、a couple of weeks(数週間後)かかったのですよね。
どうやって、連れて帰ったんだろ?
愛する犬の亡骸を??
ジャーマンシェパードって大型犬なのに。涙
けれど、お話的には『いい話』になっているのでして。
そんなに簡単に、辻褄合わせするなーーー!!! ゼイゼイ
とりあえず、重たい猫を抱いて、頬ずりをする夜。ww
そんな内容の長文問題が出たんですか。私には英語はわからないのですが、この問題を読んで泣いてたら、その時点で合格点あげちゃってもいいんじゃないですかね?本当に。
今日は比較的暖かくなりました。受験生の皆さん、もうちょっとで一山越せますよ、ファイト!
蠟梅の元気玉を送ります。春遠からじ。
https://www.dclog.jp/en/3555881/429298508
で、この文章の解釈は難しいけれど、結局犬は山の神様のおかげで、生きて帰れた、ということになるのかな。(追記をご覧ください。)色々突っ込みたいけれど。ww
今日は、理系科目の試験日です。
春とおからし、の元気玉に、感謝!
こちらからは、実家からもらった虎屋の羊羹をどうぞ!私なんて、あずきが苦手でも、これだけは大丈夫!ww
老人が山の神様だったとしたら、主人公の話(愛犬と山ではぐれてしまい、公開と放って置けない気持ちで山にやって来ているという)を聞いて、老人の表情が変わったり、「諦めずに探してくれてありがとう」と言ったり、したのはなぜ?
で、山の神が警察勤めしてたってなぜ? やっぱり突っ込みたいところ満載やしーっ! 私が受験生だったら、設問に影響はしないと言われてもずっと気になると思うわ〜! 怒るかも。
責任者出てこーい! と故・人生幸朗先生も仰っていることでしょう。山の神と対決してほしいな、幸朗先生!
山神さまは、本当にいたんです。山をおさめて日々平和に、山の生き物たちに感謝されて暮らしてたんです。そこに、ある日突然、1匹の大きな獣が現れた。そして、大切なお友達の熊を追いかけ回し、それのみならず、あちこちに穴を掘るは、木の根元にシッコの雨を降らせるは、それはもう、本能のままにやりたい放題。山の生き物たちは困り果て、山の警察とも言える神さまに、なんとかしてくれろと訴え出たのです。そこで、仕方なく神さまは、ヒトの姿になって飼い主を導いたのでした。
そう考えれば、飼い主の言動に顔色を変えたり、「諦めずに探してくれてありがとう」って言ったのも、辻褄が合うというもの。真相は、シェパードにほとほと手を焼いた山の神さまが、飼い主を導いてお引き取りいただいたってことで決まりですね。
うふっ、名探偵そらにゃん!
老人の言ったことに納得がいかん!
更に、もし主人公が生きている犬を見つけても、その犬は熊と戦ったんだし、しかもそれから数週間経っているんだし、元気な状態だとは考えられない。だから、やっぱり連れて帰るのは至難の業だったはずで、それに言及がないのはおかしいのです。
それに、もし生きていたなら、主人公が結びの文章で、My soul felt very much complete.なんてややこしいことを言わないだろうし。
考えれば考えるほど、納得いかん!
山の神様でも人生幸朗氏でも生恵 幸子氏でもいいから、説明して!!
あれ? ちょっと違う???
よし!
この説を、大学入試センターにぶっつけてみましょう!!『ドヤッ』てね♪
・・・ああ、でも私の名前は使わないでね。ww
でも、面白いから許す!
試験問題読んでないのに、
そこまでよく理解できました!
おそらく受験生より
行間を読めてると思うよ〜!
山田君、座布団1枚!
そらにゃんさんを呼び捨てにしてる〜♪
そらにゃんさんは、発想の天才なんだから、座布団1枚くらいじゃなくて、クッション10枚くらい差し上げちゃわなきゃ♪♪あ、カリカリ5万粒もつけてね!