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■箪笥製作・上段 vol-29

2009年09月07日 15時22分49秒 |  ┣●箪笥製作上段
tansu_obo_2■箪笥製作!(奮闘中)

 金具の取付け…

 先に仕上げた観音開きの建具に金具を取付ける。
黒染めは微妙にムラはあるが… まぁ~古い金具なのでそれはそれ…

 思った以上に屋久杉部分が奇麗に見える、色も好みの色だ。
欲を言うと、中央の黒柿部分の白太がもう少しあれば(幅があれば)もっと
バランス良く見えたのだろ~が…

B_168
Photo 750×1000 Click Zoom !


 丁番部分は新しい釘(鋲釘)を使った。装飾の金具(強度に問題の無い部分)は
古い釘を錆び落とし、黒染め仕上で再利用。写真ではあまり気にならない。
 
 ちょっと問題は丁番の部分に少し大きめの穴2つ本来ならかすがいのような
釘があるのだが…1つ足りない。分解前の資料の写真ではあったのに?何処へ…
 丁番の固定強度を考えると、ここはビス止めにしたいのだが…
なにか考えなければ。
鋲釘も発注したから、すぐにも届くだろう。

B_169-1 B_169-2 B_169-3
Photo 750×1000 Click Zoom !


 抽斗の前板はも~少し厚塗りとする。(少しでも下段の色になればいい~が?)
結構時間がかかるが… ここはじっくり、奇麗に仕上げたい。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いや~、イイですね~ (メジロ)
2009-09-07 23:54:43
屋久杉、思わぬ大収穫でしたね。
白太というか黒柿の白い部分、たしかにもっとあれば
バランス的によかったのかも知れませんが、しかし、
これでもなかなかイイですよ~
これ5年、10年と、時間が経てば経つほど、傷が
つこうが、もっと凄くなっていきますよ、きっと。
折角なんですから、かすがい型の釘、じっくり
探して下さいね。

このタイプの金具、駿河箪笥と言うんでしたっけ?、
ときおり骨董屋で同じ厚みの金具が欅板についている
ものを見かけますけど、あれはやっぱり
でっち上げなんでしょうか?そういう気がしてきました。
返信する
迫力です! (chim)
2009-09-08 08:23:30
 ども、メジロさん

 屋久杉、ほんと収穫でしたね。杢目もそれなりで材は軟らかく
加工し易いし… まだまだ余っているので、これからのレストアに使えそうです。

 黒柿材はあまりいい材ではないですが、これはこれ、迫力満点な箪笥になりました。
釘ね~ あきらめて使わない事にしました。強度も欲しいので別の方法にします。

 駿河箪笥…
そ~ですね。この金具の箪笥の多くは駿河箪笥と呼ばれてますね。
ほとんどが桐材の建具ですが… 欅の建具は珍しいですね。
でっちあげかど~か?よく分かりませんが?
 観音開き戸に円形の金具のタイプは新潟地方の箪笥にも
時々見られますね。帳場箪笥系が多く、建具も小さいので、桐材だけでなく
欅もあったよ~な?
返信する

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