宇宙機のペーパークラフトやプラモデル等の製作日記です。
宇宙機模型製作日記



 長征ロケットの一段目ノズルを取り付けました。

 長征の打ち上げ映像を見た時、R-7ブースターみたいだなあと思いました。その後、プロトンロケットの存在を知り、これをマネしたのだと思い込んでおりましたが、プロトンを作って、構造が全く違うと分かりました。

 結論から言えば、長征とR-7の構成はよく似ているということです。

 面白いのは、姿勢制御用ノズルの取り付け位置です。

 写真左側はR-7で、中央の二段目のメインエンジン外側に四つのノズルがあります。これらは左右に首振りもできて、機体の回転も制御できるようです。

 それに対して右側の長征一段目は、メインノズルの内側に小さなノズルが四つ。……首振りができそうにないですね。きっと、別な工夫があるのでしょう、うん。

 しかし、何度見てもR-7のノズル部分は美しいです。1957年に初の打ち上げが成功して以来、現在も使われているのですから(改良が進んで、別物でしょうけれど)基本設計が素晴らしかった、ということでしょうね。

 ともあれ、長征ロケットも、残りパーツが少なくなりました。勢いに乗って、完成させたいと思っています。

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