あるがままのプラモ人生

物心ついたときから作ってきた「プラモデル」について

SPタケガワのTAF5速クロスミッションキット装着記 番外編~スプロケットのオフセットには気を付けよう~

2017年04月13日 | バイク

今回は番外編。

なぜに5速クロスを組む決断に至ったのか。

もちろん以前から組んでみてぇって気持ちはあった。

けれどもショップに頼むとキット+工賃でおそらく10万に近いコースになっちまうのでは?

かといって自分でやるにはめんどくさ過ぎる・・・・というジレンマで決断に至らず。

そこに今回トラブル発生。

仕事帰りに気持ちよく走っていた所、前の車が不意に車線変更。

ぶつかる距離でもスピードでもなかったけど、きつめのブレーキングは必要なぐらい。

で、そこから加速しようとアクセルを開けると”ヴアアアン”とギア抜けな挙動があり、あらっと思いつつギアを操作するも全然前に加速しない。

チェーンでも切れたか?と思い道端に止まって確認するも異常なし。

しかし相変わらずギアを入れた状態でも車体は一向に動く気配がない・・・・・

スプロケガードの隙間から除くと、シャフトは回っているのにスプロケが動いてない事が判明。

嫌な予感を抱えたままレッカーを呼び自宅へ。

で、翌朝おそるおそるスプロケを外すと想定内の内、最も最悪な結果であった。

シャフトとスプロケの咬む所がツルンツルンになってる・・・・・・

写真は交換後にタケガワの物と比較したもの、前後逆で比べてるけど、見事にツルンツルンなのがお分かりと思う。

バイク仲間に聞いても口を揃えて運十年乗ってる旧車ならいざ知らず、2年やそこらでこんな症状見た事ねぇと宣うばかり、自分も長い間乗ってるけど見た事ねぇです。

とは言え思い当たる節はありまくる。

インチアップしてでかいタイヤ履いてるのでノーマルに比べて重量はかなりアップしている、そりゃかかる負担もノーマルとは比べ物にならねぇでしょ。

とは言いつつ、ホイル変えて約1年でここまでなるか?

で、ホイールを買ったファルコンに聞いてみた所、”オフセットされたスプロケは力がかかる場所と軸と接触している部分がずれているので長期間使用するとシャフトかスプロケに影響が出ます”との事。

結構ワイドホイールの記事が見られているので、ここはリスク共有の意味で自分なりの解釈を図にしてみた。

図1)オフセットスプロケットの構成図

このオフセット幅でチェーンを外に逃がしている。

当然ホイール側も同じ距離オフセットしている。理由はホイールの幅が広がったのでノーマルだとチェーンラインがタイヤやホイールに接触するから。

図2)走行時のイメージ

オフセットしている分チェーンによって引っ張られる力がシャフトに垂直に働かず、シャフトに接触している部分を支点に傾いた力がかかる。

図は大げさに傾けているけど、スプロケとシャフトのクリアランス分傾き、加速と減速で前後に動くはず。

 

実はファルコンにはそれの対策品が既にある。

”オフセットスプロケットKIT” これ↓

・・・・確かにホイール買ったときにファルコンさんからオフセットスプロケットKITがお勧めですとは言われたけども。

その時は予算的に無理なんで見送ったのよね・・・

頭を切り替えて”カスタムは自己責任!!”が自分の信条なので情報ありがとうございますでキット発注しましたよ。

というわけで、嫌でもクランク割らなきゃ直らない事になり、”どうせ割るなら5速のクロス入れちまえ!自分でやりゃ工賃代とトントンでしょ”な考えで購入に至った次第。 

 

で、実はここでまた問題にぶち合ったった訳ですがそれは改めて!

続く



最新の画像もっと見る

コメントを投稿